国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
史跡名勝天然記念物
主情報
名称
:
船来山古墳群
ふりがな
:
ふなきやまこふんぐん
解説表示▶
種別1
:
史跡
種別2
:
時代
:
古墳時代
年代
:
西暦
:
面積
:
155420.74 m
2
その他参考となるべき事項
:
告示番号
:
20
特別区分
:
指定年月日
:
2019.02.26(平成31.02.26)
特別指定年月日
:
追加年月日
:
指定基準
:
一.貝塚、集落跡、古墳その他この類の遺跡
所在都道府県
:
岐阜県
所在地(市区町村)
:
保管施設の名称
:
所有者種別
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所有者名
:
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
詳細解説
濃尾平野の北縁部に所在する東西約2km,南北約600mの独立丘陵である船来山に造られた,約290基の墳丘墓及び古墳からなる古墳群。古墳時代前期には前方後円墳や前方後方墳などが,後期には多数の横穴式石室が築造された。東海最大級の古墳群として重要。
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
なし
添付ファイル
なし
解説文
濃尾平野の北縁部に所在する東西約2km,南北約600mの独立丘陵である船来山に造られた,約290基の墳丘墓及び古墳からなる古墳群。古墳時代前期には前方後円墳や前方後方墳などが,後期には多数の横穴式石室が築造された。東海最大級の古墳群として重要。
詳細解説▶
詳細解説
濃尾平野の北縁部に所在する東西約2km,南北約600mの独立丘陵である船来山に造られた,約290基の墳丘墓及び古墳からなる古墳群。 古墳群としての造営は弥生時代終末期の方(ほう)形(けい)周(しゅう)溝(こう)墓(ぼ)に始まり,古墳時代前期前半には丘陵西部の主尾根上に主に前方後方墳や小型の方墳が築造される。前期後半には古墳群中最大規模となる墳長65mの前方後円墳である5号墳が丘陵西部に築造されるとともに,丘陵中央部・丘陵東部の主尾根上を中心に前方後円墳や小型の円墳・方墳が築造される。 古墳時代中期前半には古墳の築造は見られないが,中期後半から再び活発な古墳の築造が行われることとなり,中期末から終末期にかけて丘陵中央部及び丘陵東部の支尾根上を中心に多数の横穴式石室が築造される。7世紀後半から末には古墳の築造数が激減し,古墳群としての終焉を迎える。 古墳時代前期並びに後期・終末期を中心として,墳形や埋葬施設の形態,そして古墳の築造箇所を徐々に変えつつも,同一の独立丘陵を墓域として利用したもので,東海最大級の古墳群として当時の社会的関係や墓制の在り方を知る上で重要である。