国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
史跡名勝天然記念物
主情報
名称
:
高松藩主松平家墓所
ふりがな
:
たかまつはんしゅまつだいらけぼしょ
解説表示▶
種別1
:
史跡
種別2
:
時代
:
江戸時代
年代
:
西暦
:
面積
:
102769.12 m
2
その他参考となるべき事項
:
告示番号
:
20
特別区分
:
指定年月日
:
2019.02.26(平成31.02.26)
特別指定年月日
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追加年月日
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指定基準
:
七.墳墓及び碑
所在都道府県
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香川県
所在地(市区町村)
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保管施設の名称
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所有者種別
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所有者名
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管理団体・管理責任者名
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解説文:
詳細解説
御三家に次ぐ大名家の家格である高松藩主松平家の墓所。将軍家が帰依した浄土宗の墓所である法然寺には初代,3代から8代藩主のほか正室,一族など222基の墓があり,霊芝寺には儒式で葬られた2人の藩主の墓がある。
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
なし
添付ファイル
なし
解説文
御三家に次ぐ大名家の家格である高松藩主松平家の墓所。将軍家が帰依した浄土宗の墓所である法然寺には初代,3代から8代藩主のほか正室,一族など222基の墓があり,霊芝寺には儒式で葬られた2人の藩主の墓がある。
詳細解説▶
詳細解説
讃岐国高松藩初代藩主松平頼(より)重(しげ)以下,明治維新に至るまでの高松藩の歴代藩主を葬った大名家墓所である。 高松松平家は,徳川御三家の一つ水戸德川家から創設された大名家で,御三家等に次ぐ高位の大名であった。墓所は,初代頼重,3代頼(より)豊(とよ),4代頼(より)桓(たけ),5代頼(より)恭(たか),6代頼(より)真(ざね),7代頼(より)起(おき),8代頼(より)儀(のり)をはじめ正室や一族墓が営まれた高松松平家の菩提寺である法(ほう)然(ねん)寺(じ)の般若(はんにゃ)台(だい)墓所(ぼしょ)と,水戸德川家から養子で迎えられた2代頼(より)常(つね),9代頼(より)恕(ひろ)が葬られた霊(れい)芝(し)寺(じ)の日(ひ)内(うち)山(さん)墓所からなる。 法然寺は徳川将軍家の菩提寺と同じく浄土宗の寺院で,本堂や創建以来の主要な堂宇が多く残り,浄土思想を具現化した伽藍(がらん)を持つとともに,墓所は頂部に突起のある無縫塔(むほうとう)が約200基あり,全国でも有数の規模を誇る。また,霊芝寺の日内山墓所は水戸德川家墓所と類似した儒式(じゅしき)墓であり,周囲を樹叢に囲まれている。双方の墓所とも藩主の思想がよく表れており,近世大名家の葬制を知る上で貴重である。