国指定文化財等
データベース
・・・国宝、重要文化財
史跡名勝天然記念物
主情報
名称
:
紫雲出山遺跡
ふりがな
:
しゅうでやまいせき
紫雲出山遺跡
写真一覧▶
地図表示▶
解説表示▶
種別1
:
史跡
種別2
:
時代
:
弥生時代中期~後期初頭
年代
:
西暦
:
面積
:
756858.1 m
2
その他参考となるべき事項
:
告示番号
:
77
特別区分
:
指定年月日
:
2019.10.16(令和1.10.16)
特別指定年月日
:
追加年月日
:
指定基準
:
一.貝塚、集落跡、古墳その他この類の遺跡
所在都道府県
:
香川県
所在地(市区町村)
:
香川県三豊市
保管施設の名称
:
所有者種別
:
所有者名
:
管理団体・管理責任者名
:
紫雲出山遺跡
解説文:
詳細解説
弥生時代中期の高地性集落の性格や同時代の社会の評価に多大な影響を与えた学史上著名な遺跡。その立地や出土遺物は,弥生時代中期の高地性集落の性格や瀬戸内海を介した広域交流の在り方を考える上で極めて重要。
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
なし
添付ファイル
なし
写真一覧
紫雲出山遺跡
紫雲出山遺跡
写真一覧
紫雲出山遺跡
写真一覧
紫雲出山遺跡
Loading
Zeom Level
Zoom Mode
解説文
弥生時代中期の高地性集落の性格や同時代の社会の評価に多大な影響を与えた学史上著名な遺跡。その立地や出土遺物は,弥生時代中期の高地性集落の性格や瀬戸内海を介した広域交流の在り方を考える上で極めて重要。
詳細解説▶
詳細解説
紫雲出山遺跡は,瀬戸内海に突き出た荘内(しょうない)半島の先端部の標高352mの紫雲出山山頂に位置する弥生時代中期の高地性集落である。遺跡は,周辺の島嶼でも最も標高が高いことから優れた眺望地点という立地にある。 昭和30年代の発掘調査により,弥生時代中期の高地性集落が軍事的・防御的性格を帯びた集落遺跡と評価する契機となった学史上著名な遺跡である。今回の調査で,出土土器に,香川県西部のもののほか,愛媛県,岡山県南部,広島県東部からの搬入土器の存在が確認された。また,石器の出土量が集落規模に比して多い傾向があるだけでなく,石器石材に他地域産のものも含むことから,本遺跡で使用する石器のほか,他集落との交易目的の石器も保有している可能性が示され,瀬戸内海の広域交流で重要な役割を担った集落の可能性が指摘されている。 弥生時代中期の高地性集落の性格や同時代の社会の評価に多大な影響を与えた学史上著名な遺跡であるだけでなく,その立地や出土遺物は,弥生時代中期の高地性集落の性格や瀬戸内海を介した広域交流の在り方を考える上で極めて重要である。