国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
史跡名勝天然記念物
主情報
名称
:
青野山
ふりがな
:
あおのやま
青野山
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種別1
:
天然記念物
種別2
:
名勝
時代
:
年代
:
西暦
:
面積
:
1144031.91 m
2
その他参考となるべき事項
:
告示番号
:
78
特別区分
:
指定年月日
:
2019.10.16(令和1.10.16)
特別指定年月日
:
追加年月日
:
指定基準
:
十.山岳、丘陵、高原、平原、河川
所在都道府県
:
島根県
所在地(市区町村)
:
島根県鹿足郡津和野町
保管施設の名称
:
所有者種別
:
所有者名
:
管理団体・管理責任者名
:
青野山
解説文:
詳細解説
青野山火山群を代表する溶岩ドームで,日本列島におけるプレートの沈み込みとマグマ活動のプロセスを理解するために重要な岩石で構成されている。中世からは信仰の対象として,近世以降は絵図に描かれるなど景勝地でもある。
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
なし
添付ファイル
なし
写真一覧
青野山
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青野山
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解説文
青野山火山群を代表する溶岩ドームで,日本列島におけるプレートの沈み込みとマグマ活動のプロセスを理解するために重要な岩石で構成されている。中世からは信仰の対象として,近世以降は絵図に描かれるなど景勝地でもある。
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詳細解説
島根県鹿足郡津和野町・吉賀町,山口県山口市・周南市にかけて北北東―南南西方向に長さ約50km区間にわたって,青野山火山群と呼ばれる20を超える単成火山が分布する。このうち,青野山は,同火山群のうち最大の溶岩ドームである。青野山の岩石は,形成間もない熱い海洋プレートが大陸プレートの下に沈み込んだ際に,部分溶融で生じたマグマがそのまま地表に達したものと解釈されており,日本列島におけるプレートの沈み込みとマグマ活動のプロセスを理解するために重要な岩石である。青野山の地形をみると,標高500mから800mにかけては急峻で,頂部付近は平坦になる。山体表層部には「麓耕(ろくごう)崩れ」などの崩壊地形が見られる。 また青野山は,「津和野七社」の一つに含まれていることから,遅くとも16世紀の中頃には信仰の対象になっていたと考えられる。その後,近世以降は『日本勝地 山水奇観』や幕末の様子を描いた『津和野百景圖』などの絵図に描かれ,景勝地としての価値も有する。