国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
史跡名勝天然記念物
主情報
名称
:
二子塚古墳
ふりがな
:
ふたごづかこふん
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詳細解説表示▶
種別1
:
史跡
種別2
:
時代
:
年代
:
西暦
:
面積
:
その他参考となるべき事項
:
告示番号
:
73
特別区分
:
特別以外
指定年月日
:
1956.11.28(昭和31.11.28)
特別指定年月日
:
追加年月日
:
指定基準
:
一.貝塚、集落跡、古墳その他この類の遺跡
所在都道府県
:
大阪府
所在地(市区町村)
:
南河内郡太子町
保管施設の名称
:
所有者種別
:
所有者名
:
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
詳細解説
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
なし
添付ファイル
なし
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詳細解説
大字山田にあり、推古天皇陵の東方約200メートルの傾斜地をなす段丘上に位するもので、二基の方形の墳丘が西南方から東北方にわたって並列し、あたかも主軸の長さ約60メートルの双方墳の形式をなしている。それぞれの墳丘に口を東南に開く横穴式石室があり、いずれも石棺が存する。石室は長方状の箱形を呈するもので、東北方に存するものは、長さ約5メートル、幅約1.80メートル、高さ約1.60メートル、西南方のものは長さ約5.30メートル、幅約1.50メートル、高さ約1.55メートルを有し、壁面に漆喰の痕跡をとどめている。石棺はそれぞれ石室のほぼ中央に存するもので、身は刳拔きの式で外法長さ約2.20メートル、幅約1メートル、高さ約0.70メートルを有し、一枚石よりなる蒲鉾状の蓋がこれを掩うている。 この古墳は、あたかも、双方墳の形式を示し、それぞれ雄大な石棺をもつ石室をそなえており、終末期に属する古墳として稀有の示例に属するものであり、学術上の価値が高い。