国指定文化財等
データベース
・・・国宝、重要文化財
史跡名勝天然記念物
主情報
名称
:
興福寺旧境内
ふりがな
:
こうふくじきゅうけいだい
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詳細解説表示▶
種別1
:
史跡
種別2
:
時代
:
年代
:
西暦
:
面積
:
その他参考となるべき事項
:
告示番号
:
21
特別区分
:
特別以外
指定年月日
:
1967.05.10(昭和42.05.10)
特別指定年月日
:
追加年月日
:
2022.03.15(令和4.03.15)
指定基準
:
三.社寺の跡又は旧境内その他祭祀信仰に関する遺跡
所在都道府県
:
奈良県
所在地(市区町村)
:
奈良市高畑町・登大路町
保管施設の名称
:
所有者種別
:
所有者名
:
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
詳細解説
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
なし
添付ファイル
なし
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詳細解説
旧境内の境域には変遷があり、拡張されて、左京三條七坊の全域と四條七坊の北端四町の地域を占めていた。そして、たとえば旧境内七坊の地は、平城京の一坊の地域を殆どそのまゝ示すものとして意義があり、北限二條大路に当る油留木町に面するところ等は、長く一線を劃して土地が高く、よく旧境内の面影をとどめる等、史跡としての価値が高いが、この全域はしばらく措き、いま指定しようとする地域は、(一)主として伽藍地区である現境内と(二)旧境内にして名勝奈良公園として指定されているところとである。 この両者を総合すると、東限の国道は左京七坊大路(京極路)で旧境内の東限であり、南限の国道(三條通)は三條大路に当り、拡張以前の旧境内の南限と認められる。しかして現境内がこの三條通を越えて十三鐘の大御堂にも及んでいるのは、拡張後の旧境内の南部の名残をとどめるものであろう。 西限は六坊大路に当る東向の通りに面し、これも旧境内の西限である。北限の線は、三條七坊の中央を東西に通る小路を越えて北方に延びるが、歴史的な意味はなく、不規則であり、かつ先に述べた歴史的に意味のある旧境内北限に及んでいない。