国指定文化財等
データベース
・・・国宝、重要文化財
登録記念物
主情報
名称
:
仲本氏庭園
ふりがな
:
なかもとしていえん
母屋と離れ
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詳細解説表示▶
種別1
:
登録記念物(名勝地関係)
種別2
:
時代
:
年代
:
西暦
:
面積
:
その他参考となるべき事項
:
登録番号
:
登録年月日
:
2012.01.24(平成24.01.24)
追加年月日
:
登録基準
:
一 造園文化の発展に寄与しているもの
所在都道府県
:
沖縄県
所在地(市区町村)
:
保管施設の名称
:
所有者種別
:
県、法人、個人
所有者名
:
沖縄県、法人、個人
管理団体・管理責任者名
:
母屋と離れ
解説文:
詳細解説
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
なし
添付ファイル
なし
写真一覧
母屋と離れ
庭園全景
築山の石組と石橋
築山からの展望
写真一覧
母屋と離れ
写真一覧
庭園全景
写真一覧
築山の石組と石橋
写真一覧
築山からの展望
詳細解説
仲本氏庭園は,首里王府治世下の八重山地方において,19世紀前半には頭職(かしらしょく)という要職も務めた高級士族である仲本家の屋敷に造られた庭園である。 八重山には,作庭に関する古文書が伝わるほか,互いによく似ている「宮良殿内(みやらどぅんち)庭園」と「石垣氏庭園」が保存され,共に日本本土の庭園の伝統様式を踏襲し,庭園文化の伝播(でんぱ)をみる上で貴重であり,名勝に指定されている。 仲本氏庭園もこれらによく似ており,築山(つきやま)に巨石を据えて枯滝(かれたき)を組み石橋を架けた枯山水(かれさんすい)である。石材は主に琉球石灰岩であり,樹木はソテツ,フクギなどが植えられている。作庭は19世紀中頃と推定されている。 以上のように,庭園の材料や地割などの地域的な特徴や,八重山における日本本土の庭園文化の伝播をみることのできる事例として,造園史上の意義が深いと考えられる。