国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
登録記念物
主情報
名称
:
増井氏庭園(雲門庵露地)
ふりがな
:
ますいしていえん(うんもんなんろじ)
増井氏庭園全景
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種別1
:
登録記念物(名勝地関係)
種別2
:
時代
:
年代
:
西暦
:
面積
:
73.09 m
2
その他参考となるべき事項
:
登録番号
:
登録年月日
:
2013.03.27(平成25.03.27)
追加年月日
:
登録基準
:
所在都道府県
:
香川県
所在地(市区町村)
:
香川県高松市
保管施設の名称
:
所有者種別
:
所有者名
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管理団体・管理責任者名
:
増井氏庭園全景
解説文:
詳細解説
高松市扇町にある増井家の、町家(まちや)形式の主屋(しゅおく)・書院(しょいん)・茶室(ちゃしつ)に囲まれた露地で、昭和3
1年に重森(しげもり)三(み)玲(れい)が作庭した。伝統的な露地の機能を持ちながら、書院や茶室からの鑑賞
に配慮した独創的で新しい意匠は、造園文化の発展に寄与している。
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
なし
添付ファイル
なし
写真一覧
増井氏庭園全景
二重州浜形敷石
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増井氏庭園全景
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二重州浜形敷石
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解説文
高松市扇町にある増井家の、町家(まちや)形式の主屋(しゅおく)・書院(しょいん)・茶室(ちゃしつ)に囲まれた露地で、昭和3 1年に重森(しげもり)三(み)玲(れい)が作庭した。伝統的な露地の機能を持ちながら、書院や茶室からの鑑賞 に配慮した独創的で新しい意匠は、造園文化の発展に寄与している。
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詳細解説
高松市扇町にあり旧丸亀街道に北面する増井家の邸宅に造られた露地であり、町家(まちや)形式の主屋・書院・茶室に囲まれている。茶室等の改修にあわせて、昭和31年に作庭家の重森(しげもり)三(み)玲(れい)が設計した。中(なか)潜(くぐり)や腰掛(こしかけ)待合(まちあい)など、伝統的な露地の機能を持たせながら、書院や茶室からの鑑賞にも十分に配慮して、全体に白砂を敷いた中に飛石を配し、立石を組み、宝塔の石材を転用した手水(ちょうず)鉢(ばち)と水琴窟(すいきんくつ)を伴う蹲踞(つくばい)を設えてある。緩やかな曲線を描く二重の洲(す)浜(はま)形(がた)の敷石や縦・横・斜めに張られた竹垣の意匠は独創的である。町家形式の個人住宅の中庭に造られ、伝統的な二重露地の形式をとりながら、独創的で新しい意匠が加えられた露地であり、造園文化の発展に十分に寄与している。