国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
登録記念物
主情報
名称
:
染谷氏庭園
ふりがな
:
そめやしていえん
染谷氏庭園
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種別1
:
登録記念物(名勝地関係)
種別2
:
時代
:
年代
:
西暦
:
面積
:
13274.61 m
2
その他参考となるべき事項
:
登録番号
:
登録年月日
:
2020.03.10(令和2.03.10)
追加年月日
:
登録基準
:
所在都道府県
:
千葉県
所在地(市区町村)
:
千葉県柏市
保管施設の名称
:
所有者種別
:
所有者名
:
管理団体・管理責任者名
:
染谷氏庭園
解説文:
詳細解説
江戸時代に名主役を務めた染谷氏の庭園。主屋に南面する庭園,長屋門等の建造物,旧畑地のほか,アラク山と呼ばれる屋敷林等が一体となって,幕末から近代にかけて整備された旧家の屋敷地の地割や庭園の様子をよく伝えている。
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
なし
添付ファイル
なし
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染谷氏庭園
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染谷氏庭園
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解説文
江戸時代に名主役を務めた染谷氏の庭園。主屋に南面する庭園,長屋門等の建造物,旧畑地のほか,アラク山と呼ばれる屋敷林等が一体となって,幕末から近代にかけて整備された旧家の屋敷地の地割や庭園の様子をよく伝えている。
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詳細解説
柏市東部の手賀沼(てがぬま)南岸にある鷲野谷(わしのや)集落に所在する。染谷氏は江戸時代には名主役を務めた旧家である。敷地は地図で見ると逆三角形に近い形をしており,旧畑地の東部,主屋等の建物が建つ居住区域である西部,アラク山と呼ばれる屋敷林のある南部から構成されている。 敷地東部の旧畑地は,現在耕作などは行われておらず,空閑地となっている。居住区域である敷地西部は,長屋門,弘化4年(1847)建築の主屋などがあり,それらの建物は明治27年(1894)の銅版画『千葉縣下総國南相馬郡手賀村鷲野谷 染谷大太郎邸宅』にも描かれている。主屋の南には小規模な枯池や築山を設け,雪見燈籠(ゆきみどうろう)と自然石の橋を設置している。敷地南部はアラク山と呼ばれる小高い屋敷林となっており,水源涵養林や薪の採取地として大切に管理されてきた。 幕末から近代にかけて整備された旧家の屋敷地の地割や庭園の様子を伝えており,同時代の千葉県の農村地域における造形をよく遺している意義深い事例と言える。