国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
構成資産
構成資産
件名名称
:
宇治上神社
件名ふりがな
:
うじがみじんじゃ
提供:京都府教育庁
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所在都道府県
:
京都府
所在地
:
宇治市宇治山田59
提供:京都府教育庁
解説文:
宇治上神社は古くからあった社であるが、平等院鳳凰堂完成後、その鎮守としてあがめられ、平等院の支援を受けて社殿が整えられた。
社殿は国宝の本殿、拝殿及び重要文化財の摂社春日社本殿である。
17世紀以降現在に至るまで、住民の崇敬を集め、社殿の維持がなされてきた。
近代には、拝殿(1908)、本殿(1910)の解体修理が実施され、その後、本殿、拝殿とも2回の屋根葺替が行われている。
本殿は一間社流造の内殿三棟を並立させ、それを流造の覆屋で覆った特殊な形式であり、建立年代は記録にはないが11世紀後半に造営された現存する神社本殿最古の建築である。
住宅風建築の拝殿は13世紀初頭のもので現存する最古の拝殿である。神のための本殿に対し人の使う拝殿は創建当初の住宅建築の様式、すなわち寝殿造の様式が採用されることが多い。
宇治川の東岸に位置する宇治上神社は、対岸の平等院に正面を向けており、本殿の後方は広大な森林が広がっている。こうした環境は推薦資産緩衝地帯の一部となっている。
関連情報
(情報の有無)
添付ファイル
なし
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提供:京都府教育庁
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解説文
宇治上神社は古くからあった社であるが、平等院鳳凰堂完成後、その鎮守としてあがめられ、平等院の支援を受けて社殿が整えられた。 社殿は国宝の本殿、拝殿及び重要文化財の摂社春日社本殿である。 17世紀以降現在に至るまで、住民の崇敬を集め、社殿の維持がなされてきた。 近代には、拝殿(1908)、本殿(1910)の解体修理が実施され、その後、本殿、拝殿とも2回の屋根葺替が行われている。 本殿は一間社流造の内殿三棟を並立させ、それを流造の覆屋で覆った特殊な形式であり、建立年代は記録にはないが11世紀後半に造営された現存する神社本殿最古の建築である。 住宅風建築の拝殿は13世紀初頭のもので現存する最古の拝殿である。神のための本殿に対し人の使う拝殿は創建当初の住宅建築の様式、すなわち寝殿造の様式が採用されることが多い。 宇治川の東岸に位置する宇治上神社は、対岸の平等院に正面を向けており、本殿の後方は広大な森林が広がっている。こうした環境は推薦資産緩衝地帯の一部となっている。