国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
構成資産
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件名名称
:
龍安寺
件名ふりがな
:
りょうあんじ
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所在都道府県
:
京都府
所在地
:
京都市右京区竜安寺御陵下町13
解説文:
龍安寺は貴族の別荘の地を禅寺としたものであり、1488年に方丈が復興され、諸堂が整備された。
しかし、1797年に焼失し、現在の方丈(本堂)は1606年建立の西源院方丈を1797年に移築したものである。
特別名勝に指定されている方丈庭園は、方丈の南側にあり、東、南、西面を築地塀で囲まれた約 250平方メートルの矩形の白砂敷の中に5群15個の石組から成る石庭であり、15世紀中期には造られていたものと考えられている。自然を狭い空間に圧縮し抽象化して表現をする枯山水庭園の極限的な姿であり、世界的に著名である。
1976年の豪雨により築地塀の一部が崩壊したが、翌1977年、発掘調査及び修理を行っている。なお、この際に築地塀の屋根を瓦葺から柿葺に復原的に変更している。
龍安寺では特別名勝の方丈庭園の他、貴族の別業時代の名残である鏡容池を中心とした龍安寺庭園が名勝に、本堂が重要文化財に指定されている。
関連情報
(情報の有無)
添付ファイル
なし
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解説文
龍安寺は貴族の別荘の地を禅寺としたものであり、1488年に方丈が復興され、諸堂が整備された。 しかし、1797年に焼失し、現在の方丈(本堂)は1606年建立の西源院方丈を1797年に移築したものである。 特別名勝に指定されている方丈庭園は、方丈の南側にあり、東、南、西面を築地塀で囲まれた約 250平方メートルの矩形の白砂敷の中に5群15個の石組から成る石庭であり、15世紀中期には造られていたものと考えられている。自然を狭い空間に圧縮し抽象化して表現をする枯山水庭園の極限的な姿であり、世界的に著名である。 1976年の豪雨により築地塀の一部が崩壊したが、翌1977年、発掘調査及び修理を行っている。なお、この際に築地塀の屋根を瓦葺から柿葺に復原的に変更している。 龍安寺では特別名勝の方丈庭園の他、貴族の別業時代の名残である鏡容池を中心とした龍安寺庭園が名勝に、本堂が重要文化財に指定されている。