国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 太刀〈銘定利/〉
ふりがな たち〈めいさだとし〉
太刀〈銘定利/〉
写真一覧▶ 地図表示▶ 解説表示▶
員数 1口
種別 工芸品
日本
時代 鎌倉
年代
西暦
作者 定利
寸法・重量 刃長78.7 反3.0強 元幅2.8 先幅2.0 鋒2.8 (㎝)
品質・形状 鎬造、庵棟、腰反り踏張りの高い太刀姿。地鉄は小板目よくつまり、地沸が細かくつき、刃文は匂深く、小沸の深い小乱に丁子を交え、足やや小ずみごころに頻りに入る。帽子は乱れ込んで掃きかけ金筋かかり、表裏に棒樋を掻流し、茎は生ぶで雉子股形となり、筋違の鑢目つき、棒樋の下に二字銘がある。
ト書
画賛・奥書・銘文等 「定利」
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 00002
枝番 00
国宝・重文区分 国宝
重文指定年月日 1949.02.18(昭和24.02.18)
国宝指定年月日 1951.06.09(昭和26.06.09)
追加年月日
所在都道府県 東京都
所在地 東京国立博物館 東京都台東区上野公園13-9
保管施設の名称 東京国立博物館
所有者名 独立行政法人国立文化財機構
管理団体・管理責任者名
太刀〈銘定利/〉
写真一覧
地図表示
解説文:
定利は京都の綾小路に居住したことから綾小路定利と呼ばれ、文永頃の刀工と伝えられるが、太刀姿や鍛え、刃文などの作風からは鎌倉前期の刀工とみられる。定利の作中でも、本太刀は、地鉄刃文ともに明るく冴え、刃文が華やかで、特に堂々とした美しい太刀である。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし