国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 短刀〈無銘貞宗(名物寺沢貞宗)/〉
ふりがな たんとう〈むめいさだむね(めいぶつてらさわさだむね)〉
短刀 無銘貞宗(名物寺沢貞宗)
写真一覧▶ 地図表示▶ 解説表示▶
員数 1口
種別 工芸品
日本
時代 鎌倉
年代
西暦
作者 貞宗
寸法・重量 身長九寸七分強 反なし 元幅八分八厘 茎長三寸二分
品質・形状 平造、三つ棟、反りなし、鍛小板目肌よく約み、地沸厚く地景よく入る。刃文は浅い湾れに互の目交り、匂深く冴え、小沸よくつき、金筋、稲妻頻りにかかる。帽子は浅く僅かに湾れ込み尖りて反り掃きかける。表に鍬形つき素剣、裏に二筋樋を鎺下で掻き流す。茎生ぶ、先剣形、鑢浅い勝手下がり、目釘二。
ト書
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 00077
枝番 00
国宝・重文区分 国宝
重文指定年月日 1938.07.04(昭和13.07.04)
国宝指定年月日 1952.11.22(昭和27.11.22)
追加年月日
所在都道府県 東京都
所在地 東京国立博物館文化庁分室 東京都台東区上野公園13-9
保管施設の名称 東京国立博物館文化庁分室
所有者名 国(文化庁)
管理団体・管理責任者名 財団法人日本美術刀剣保存協会
短刀 無銘貞宗(名物寺沢貞宗)
写真一覧
地図表示
解説文:
相州貞宗の作風を代表する作で、地刃ともに健全である。『享保名物帳』に所載されており、肥前唐津城主寺沢志摩守広高の所持で、その後、豊臣秀吉、織田有楽斎長益、徳川秀忠へと伝わり、秀忠の遺物として紀州徳川頼宣に送られて以後、同家に伝来した。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし