国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 短刀〈銘来国光(名物有楽来国光)/〉
ふりがな たんとう〈めいらいくにみつ(めいぶつうらくらいくにみつ)〉
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員数 1口
種別 工芸品
日本
時代 鎌倉
年代
西暦
作者 来国光
寸法・重量 身長27.7 反りなし 元幅2.7 茎長10.6 (㎝)
品質・形状 平造、三つ棟、身幅広く重ね厚く大振りの短刀。鍛小板目肌約み地沸つく。刃文湾れに互の目交じり、小足入り匂深く小沸つく。帽子表裏乱込み、やや崩れごころに沸つき、表裏異なる。彫物表に棟寄りに鏨の深い素剣を掻流す。茎生ぶ、先栗尻、鑢目切、目釘孔三(中一つ埋)、目釘孔の下中央に三字銘。
ト書
画賛・奥書・銘文等 「来國光」
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 00166
枝番 00
国宝・重文区分 国宝
重文指定年月日 1931.12.14(昭和6.12.14)
国宝指定年月日 1955.02.02(昭和30.02.02)
追加年月日
所在都道府県 三重県
所在地
保管施設の名称
所有者名 東建コーポレーション株式会社
管理団体・管理責任者名

解説文:
親の来国俊には見られない幅廣で沸の強い乱刃の短刀。やや寸法が長く、がっしりとした姿で、地鉄が強く、刃文は激しく、同工の作風をしめしている。
織田有楽の愛刀であったことから、有楽来国光の号があり享保名物帳に所載され、長く前田家に伝わったものである。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし