国宝・重要文化財(建造物)
 各棟情報
名称 延暦寺
ふりがな えんりゃくじ
棟名 浄土院伝教大師御廟
棟名ふりがな じょうどいんでんぎょうたいしごびょう
延暦寺 浄土院伝教大師御廟及び唐門 外観(南東から見る)
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員数 1棟
種別 近世以前/寺院
時代 江戸中期
年代 寛文2
西暦 1662
構造及び形式等 桁行三間、梁間三間、一重、宝形造、瓦棒銅板葺
創建及び沿革
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
指定番号 02649
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 2016.07.25(平成28.07.25)
国宝指定年月日
追加年月日
重文指定基準1 (一)意匠的に優秀なもの
重文指定基準2 (三)歴史的価値の高いもの
所在都道府県 滋賀県
所在地 滋賀県大津市坂本本町、同坂本四丁目
保管施設の名称
所有者名 延暦寺
所有者種別 寺院
管理団体・管理責任者名
延暦寺 浄土院伝教大師御廟及び唐門 外観(南東から見る)
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解説文:
延暦寺は天台宗総本山寺院で,境内は比叡山上の東塔,西塔,横川の三塔,山麓の坂本に展開し,元亀2年(1571)の織田信長による焼き討ち後,豊臣秀吉からの寄進を契機に諸堂が再建された。文殊楼は上層内部に仏堂としての構えをもつ二重門である。浄土院は開祖最澄を祀る一郭で,華やかな意匠の御廟や大型の拝殿など,開祖の廟所らしい荘厳な境域を創出する。四季講堂は伝統的な平面構成と近世的な装飾美を兼備した堂で,御廟拝殿とともに横川における元三大師信仰の中枢を担う。天海を祀る慈眼堂は重厚な趣の禅宗様仏殿で,坂本の中核をなしている。
これらの17世紀に三塔及び坂本で整備された堂舎群は,いずれも優秀かつ特徴的な意匠を備えており,比叡山全域における江戸時代前期再興の様相を示すものとして,高い歴史的価値を有している。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定
  添付ファイル なし