国宝・重要文化財(建造物)
 各棟情報
名称 臨江閣
ふりがな りんこうかく
棟名 茶室
棟名ふりがな ちゃしつ
茶室外観
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員数 1棟
種別 近代/文化施設
時代 明治
年代 明治17
西暦 1884
構造及び形式等 木造、建築面積61.13㎡、桟瓦葺
創建及び沿革
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
指定番号 2678
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 2018.08.17(平成30.08.17)
国宝指定年月日
追加年月日
重文指定基準1 (三)歴史的価値の高いもの
重文指定基準2
所在都道府県 群馬県
所在地 群馬県前橋市大手町三丁目1番2
保管施設の名称
所有者名 前橋市
所有者種別 市区町村
管理団体・管理責任者名
茶室外観
写真一覧
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解説文:
 臨江閣は,旧前橋城の一角の景勝地に所在する。本館と茶室は明治17年に賓客の接待施設として,別館は同43年に連合共進会の貴賓館として建てられ,いずれも内外ともに簡明な和風の意匠でまとめられている。本館内部は,上下階と奥座敷部の各所に座敷を設け,能舞台の設えをもち,庭に茶室を併設するなど,明治前期における貴顕接待施設の様相を示す。別館は大規模な2階建で,内部は,大人数や多目的での利用を想定して座敷,洋間,180畳の大広間を設け,大空間を実現するために床組を鋼材で補強するなど,近代的な構造手法を併用する。資料等により建設背景も明らかで,明治期の地方における迎賓施設の展開を理解する上で高い価値を有している。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  添付ファイル なし