国指定文化財等
データベース
・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(建造物)
各棟情報
名称
:
大前神社
ふりがな
:
おおさきじんじゃ
棟名
:
拝殿及び幣殿
棟名ふりがな
:
はいでんおよびへいでん
拝殿を南西から見る(左奥に本殿)(永井文仁 撮影)
写真一覧▶
地図表示▶
解説表示▶
員数
:
1棟
種別
:
近世以前/神社
時代
:
江戸中期
年代
:
17世紀末期
西暦
:
構造及び形式等
:
拝殿 桁行正面三間、背面五間、梁間三間、入母屋造、正面千鳥破風付、向拝一間、軒唐破風付、銅板葺
幣殿 桁行二間、梁間一間、寄棟造、銅板葺
創建及び沿革
:
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
:
指定番号
:
2687
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
2018.12.25(平成30.12.25)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
重文指定基準1
:
(三)歴史的価値の高いもの
重文指定基準2
:
所在都道府県
:
栃木県
所在地
:
栃木県真岡市東郷
保管施設の名称
:
所有者名
:
宗教法人大前神社
所有者種別
:
神社
管理団体・管理責任者名
:
拝殿を南西から見る(左奥に本殿)(永井文仁 撮影)
解説文:
大前神社の本殿は宝永4年(1707),拝殿及び幣殿は17世紀末期に,関東各地から技量の優れた大工を招いて建てられた。本殿は,組物の龍彫刻のほか,柱や壁の幾何学意匠の地紋彫など,随所を秀逸かつ先駆的な手法で飾り,関東地方における装飾建築普及の萌芽を示している。拝殿では,正面の向拝まわりで彫刻を多用し,屋根に千鳥破風を飾るなど,華やかな拝所空間を演出している。
北関東において庶民信仰を背景に装飾豊かな神社建築が急速に普及する初期段階の様相や,技術,意匠の展開をよく示しており,高い歴史的価値を有している。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
添付ファイル
なし
写真一覧
拝殿を南西から見る(左奥に本殿)(永井文仁 撮影)
拝殿正面(永井文仁 撮影)
拝殿正面と向拝を東から見る(永井文仁 撮影)
拝殿中央室から幣殿を望む(永井文仁 撮影)
写真一覧
拝殿を南西から見る(左奥に本殿)(永井文仁 撮影)
写真一覧
拝殿正面(永井文仁 撮影)
写真一覧
拝殿正面と向拝を東から見る(永井文仁 撮影)
写真一覧
拝殿中央室から幣殿を望む(永井文仁 撮影)
Loading
Zeom Level
Zoom Mode
解説文
大前神社の本殿は宝永4年(1707),拝殿及び幣殿は17世紀末期に,関東各地から技量の優れた大工を招いて建てられた。本殿は,組物の龍彫刻のほか,柱や壁の幾何学意匠の地紋彫など,随所を秀逸かつ先駆的な手法で飾り,関東地方における装飾建築普及の萌芽を示している。拝殿では,正面の向拝まわりで彫刻を多用し,屋根に千鳥破風を飾るなど,華やかな拝所空間を演出している。 北関東において庶民信仰を背景に装飾豊かな神社建築が急速に普及する初期段階の様相や,技術,意匠の展開をよく示しており,高い歴史的価値を有している。