国指定文化財等
データベース
・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(建造物)
各棟情報
名称
:
富岡家住宅
ふりがな
:
とみおかけじゅうたく
棟名
:
書院
棟名ふりがな
:
しょいん
富岡家住宅 書院(撮影・麓和善)
写真一覧▶
地図表示▶
解説表示▶
員数
:
1棟
種別
:
近代/住居
時代
:
明治
年代
:
明治26頃
西暦
:
構造及び形式等
:
木造、建築面積111.28㎡、桟瓦葺、南北庇付、渡廊下上便所附属
創建及び沿革
:
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
:
指定番号
:
02749
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
2022.12.12(令和4.12.12)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
重文指定基準1
:
(三)歴史的価値の高いもの
重文指定基準2
:
所在都道府県
:
山梨県
所在地
:
山梨県甲府市善光寺町3135番地
保管施設の名称
:
所有者名
:
所有者種別
:
管理団体・管理責任者名
:
富岡家住宅 書院(撮影・麓和善)
解説文:
富岡家住宅は、甲府市の重要文化財・甲斐善光寺の真北、愛宕山の東麓を流れる高倉川の扇状地の要の位置に所在する。山梨県の藤村紫朗県令のもと、参事として県の勧業政策を推進した富岡敬明の本邸である。主屋は、明治8年頃の建築で、2階正面をベランダとし、アーチ付のガラス戸を建て、饅頭形の柱頭飾りの円柱を立てる等、典型的な擬洋風の意匠を持つ。国内最古級の擬洋風住宅であり、藤村治世における洋風建築推進の住宅版と考えられ、歴史的に重要である。明治26年頃建築の書院は書院造の構えで、高い天井高等に近代和風の特質が認められる。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
添付ファイル
なし
写真一覧
富岡家住宅 書院(撮影・麓和善)
富岡家住宅 書院主座敷(撮影・麓和善)
写真一覧
富岡家住宅 書院(撮影・麓和善)
写真一覧
富岡家住宅 書院主座敷(撮影・麓和善)
Loading
Zeom Level
Zoom Mode
解説文
富岡家住宅は、甲府市の重要文化財・甲斐善光寺の真北、愛宕山の東麓を流れる高倉川の扇状地の要の位置に所在する。山梨県の藤村紫朗県令のもと、参事として県の勧業政策を推進した富岡敬明の本邸である。主屋は、明治8年頃の建築で、2階正面をベランダとし、アーチ付のガラス戸を建て、饅頭形の柱頭飾りの円柱を立てる等、典型的な擬洋風の意匠を持つ。国内最古級の擬洋風住宅であり、藤村治世における洋風建築推進の住宅版と考えられ、歴史的に重要である。明治26年頃建築の書院は書院造の構えで、高い天井高等に近代和風の特質が認められる。