国宝・重要文化財(建造物)
 各棟情報
名称 真宗本廟東本願寺
ふりがな しんしゅうほんびょうひがしほんがんじ
棟名 表小書院
棟名ふりがな おもてこしょいん
真宗本廟東本願寺 表小書院 北西から(提供・真宗大谷派)
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員数 1棟
種別 近代/宗教
時代 昭和
年代 昭和10
西暦 1935
構造及び形式等 建築面積196.30㎡、一重、寄棟造、東面北端下屋付廊下附属、東面南端及び南面廊下附属、桟瓦葺
創建及び沿革
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
指定番号 02698
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 2023.09.25(令和5.09.25)
国宝指定年月日
追加年月日
重文指定基準1 (一)意匠的に優秀なもの
重文指定基準2 (三)歴史的価値の高いもの
所在都道府県 京都府
所在地 京都府京都市下京区烏丸通七条上る常葉町
保管施設の名称
所有者名 宗教法人真宗大谷派
所有者種別 寺院
管理団体・管理責任者名
真宗本廟東本願寺 表小書院 北西から(提供・真宗大谷派)
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解説文:
真宗本廟東本願寺は、真宗大谷派の本山寺院で、慶長7年(1602)、徳川家康が寄進した現在地に東本願寺が分立して境内が整備された後、4度に及ぶ罹災の度に門徒の篤い信仰のもと伽藍を再興した。元治の大火(1864)後も創立以来の境内構成を踏襲しつつ、遠忌などの節目に伽藍を充実し、御影堂、阿弥陀堂などの堂舎群と大玄関及び大寝殿などの殿舎群は、境内を画する築地塀や諸門とともに、近世来の規模と形式を遵守し、伝統を色濃く残した境内構成と景観を呈する。さらに、亀岡末吉設計の白書院、黒書院、菊門、宗議会議場である議事堂、数寄屋風の洗練された意匠を持つ桜下亭などは近代の和風意匠の充実や近代的な機能の付与を示し、近世以来の境内構成を受け継ぐ本山寺院が、近代化を受容し、重層化した過程を知る上で歴史的に重要である。上質な意匠と格式を備えた近代随一の大規模寺院殿舎群として高い価値を有している。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  添付ファイル なし