国宝・重要文化財(建造物)
 各棟情報
名称 豊村酒造旧醸造場施設
ふりがな とよむらしゅぞうきゅうじょうぞうじょうしせつ
棟名 古酒倉(南)
棟名ふりがな こしゅぐら(みなみ)
豊村酒造旧醸造場施設 古酒倉(南)外観(南西から)
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員数 1棟
種別 近代/産業・交通・土木
時代 明治
年代 明治10年代
西暦 1877-1886
構造及び形式等 木造、建築面積153.90㎡、二階建、桟瓦葺
創建及び沿革
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
指定番号 02771
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 2024.01.19(令和6.01.19)
国宝指定年月日
追加年月日
重文指定基準1 (三)歴史的価値の高いもの
重文指定基準2 (五)流派的又は地方的特色において顕著なもの
所在都道府県 福岡県
所在地 福岡県福津市津屋崎4丁目14番地18号
保管施設の名称
所有者名 一般財団法人津屋崎豊村喜三郎記念財団、豊村酒造有限会社
所有者種別 法人
管理団体・管理責任者名
豊村酒造旧醸造場施設 古酒倉(南)外観(南西から)
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解説文:
津屋崎の港町に位置する大規模な醸造施設群を備えた酒造所。豊村酒造は明治期に当地で創業し、事業拡大とともに住居や醸造施設を増築、大正末期頃までに整備された建物が概ね完存する。主屋は博多の大工が手掛けた大規模な町家で、明治20年の建築。広い土間に見せる曲がった丸太を縦横に組んだ豪壮な梁組や、吹き抜けの二階に高欄や神棚を設ける取次など福岡市近辺の町家の特徴を示す。仕込庫など9棟の醸造施設は明治期から大正期の建築で、大胆な架構により柱を省略し、広大な内部空間をつくる。漆喰塗りの大型町家を正面に構え、大規模な土蔵を外郭に連ねる重厚な建築群が、酒造所の最盛期の姿を現在に伝えている。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  添付ファイル なし