国宝・重要文化財(建造物)
 各棟情報
名称 對龍山荘
ふりがな たいりゅうさんそう
棟名 主屋
棟名ふりがな おもや
對龍山荘 主屋 聚遠亭 南面軒下から居間棟を見る
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員数 1棟
種別 近代/住居
時代 明治
年代 明治29、明治38頃増改築
西暦 1896、1905頃増改築
構造及び形式等 木造、建築面積464.35㎡、一部二階建、桟瓦葺一部こけら葺及び銅板葺
創建及び沿革
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
指定番号 02776
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 2024.08.15(令和6.08.15)
国宝指定年月日
追加年月日
重文指定基準1 (一)意匠的に優秀なもの
重文指定基準2
所在都道府県 京都府
所在地 京都府京都市左京区南禅寺福地町22番地1
保管施設の名称
所有者名 株式会社ニトリホールディングス
所有者種別 法人
管理団体・管理責任者名
對龍山荘 主屋 聚遠亭 南面軒下から居間棟を見る
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解説文:
南禅寺門前の一角に広大な敷地を構える別荘建築。建築と作庭に優れた技術者伊集院兼常の旧居、聚遠亭と茶室に、東京の大工棟梁島田藤吉が對龍台と居間棟などを増築・改修して、明治38年頃に完成した。小川のほとりに深い庇を差し出す聚遠亭は、床廻りに古材を用いた数寄屋で、多様な材料を駆使した茶室は寂びた風情。大池脇の懸崖から迫り出す對龍台は上段を備え、居間棟と共に良質のツガ材を用いる。複雑な屋根に庇等を付した変化に富む外観で、巧妙な建物配置により庭園との調和と一体感に極めて優れる。卓越した手腕でまとめられた趣の異なる座敷や茶室が重層的な空間を形成する、上質の近代和風建築として貴重である。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  添付ファイル なし