国指定文化財等
データベース
・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(建造物)
各棟情報
名称
:
郭家住宅
ふりがな
:
かくけじゅうたく
棟名
:
離れ
棟名ふりがな
:
はなれ
郭家住宅 離れ 二階(北から)
写真一覧▶
地図表示▶
解説表示▶
員数
:
1棟
種別
:
近代/住居
時代
:
明治
年代
:
明治24
西暦
:
1891
構造及び形式等
:
木造、建築面積21.84㎡、二階建、桟瓦葺
創建及び沿革
:
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
:
指定番号
:
02778
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
2024.08.15(令和6.08.15)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
重文指定基準1
:
(三)歴史的価値の高いもの
重文指定基準2
:
所在都道府県
:
和歌山県
所在地
:
和歌山県和歌山市今福1丁目135番3
保管施設の名称
:
所有者名
:
所有者種別
:
管理団体・管理責任者名
:
郭家住宅 離れ 二階(北から)
解説文:
紀州藩の御典医であった郭家が、和歌山城下に建てた自宅兼民間医院。敷地には、薬局と待合室を兼ねた洋館をはじめ、診察棟、座敷、離れ、土蔵などが残る。明治10年築の洋館は、大工が洋風建築の意匠や技法をとりいれて建設した擬洋風建築で、現存する擬洋風の住宅として最古級。2階建寄棟造の洋館は正面1、2階のベランダに円柱を立て、アーチとその上部に小壁のスパンドレルを飾る擬洋風の典型的な意匠。座敷は多種多様な材料を用い、濃密な意匠を施した数寄屋風座敷で、床廻りや天井、建具などに、江戸後期以降、全国的な流行をみせた煎茶趣味の地方への伝播がよくうかがえる。敷地とあわせ、附属建物とともに保存を図る。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
添付ファイル
なし
写真一覧
郭家住宅 離れ 二階(北から)
写真一覧
郭家住宅 離れ 二階(北から)
Loading
Zeom Level
Zoom Mode
解説文
紀州藩の御典医であった郭家が、和歌山城下に建てた自宅兼民間医院。敷地には、薬局と待合室を兼ねた洋館をはじめ、診察棟、座敷、離れ、土蔵などが残る。明治10年築の洋館は、大工が洋風建築の意匠や技法をとりいれて建設した擬洋風建築で、現存する擬洋風の住宅として最古級。2階建寄棟造の洋館は正面1、2階のベランダに円柱を立て、アーチとその上部に小壁のスパンドレルを飾る擬洋風の典型的な意匠。座敷は多種多様な材料を用い、濃密な意匠を施した数寄屋風座敷で、床廻りや天井、建具などに、江戸後期以降、全国的な流行をみせた煎茶趣味の地方への伝播がよくうかがえる。敷地とあわせ、附属建物とともに保存を図る。