国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(建造物)
各棟情報
名称
:
西明寺本堂
ふりがな
:
さいみょうじほんどう
棟名
:
棟名ふりがな
:
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員数
:
1棟
種別
:
近世以前/寺院
時代
:
鎌倉前期
年代
:
鎌倉前期
西暦
:
1185-1274
構造及び形式等
:
桁行七間、梁間七間、一重、入母屋造、向拝三間、檜皮葺
創建及び沿革
:
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
:
指定番号
:
00083
国宝・重文区分
:
国宝
重文指定年月日
:
1897.12.28(明治30.12.28)
国宝指定年月日
:
1952.11.22(昭和27.11.22)
追加年月日
:
重文指定基準1
:
重文指定基準2
:
所在都道府県
:
滋賀県
所在地
:
滋賀県犬上郡甲良町大字池寺
保管施設の名称
:
所有者名
:
西明寺
所有者種別
:
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
詳細解説
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
添付ファイル
なし
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詳細解説
西明寺本堂 一棟 西明寺は承和元年(八三四)の創立と伝えられるが、現在の本堂は様式上鎌倉時代に属し、しかも二種の様式が混合している。すなわち、最も古いと考えられる柱、組物、蟇股などは、鎌倉時代前期と思われ、またこれと同時とみられる妻飾が、現在でも小屋組内に残っている。これらから考えれば、もとは方五間の堂であったものが、鎌倉時後期頃に、正側面とも各一間通りが拡張され、それにともなって柱、組物、蟇股などが補加されたり、移動されたりし、また何時かわからないが背面一間通りも拡張され、桁行、梁間とも七間の堂となり、さらに室町時代中期頃には向拝三間が付加されて、現在のような形態となったものである。 現在正面は七間とも蔀戸を吊り、側面は前三間を板扉、それ以後は壁の部分が多い。組物は出三斗で、中備に蟇股を入れるが、これらには前述のように新旧二種の別がある。内部は内外陣に区画し、ともに板敷で、外陣は折上小組格天井、内陣は化粧屋根裏を現している。全体に純和様からなり、その意匠はきわめて優秀で、近畿地方における鎌倉時代和様仏堂の代表作のひとつである。 【引用文献】 『国宝辞典(四)』(便利堂 二〇一九年)