国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(建造物)
各棟情報
名称
:
慈眼院多宝塔
ふりがな
:
じげんいんたほうとう
棟名
:
棟名ふりがな
:
慈眼院多宝塔(国宝)
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員数
:
1基
種別
:
近世以前/寺院
時代
:
鎌倉前期
年代
:
文永8
西暦
:
1271
構造及び形式等
:
三間多宝塔、檜皮葺
創建及び沿革
:
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
:
指定番号
:
00150
国宝・重文区分
:
国宝
重文指定年月日
:
1903.04.15(明治36.04.15)
国宝指定年月日
:
1953.11.14(昭和28.11.14)
追加年月日
:
重文指定基準1
:
重文指定基準2
:
所在都道府県
:
大阪府
所在地
:
大阪府泉佐野市日根野
保管施設の名称
:
所有者名
:
慈眼院
所有者種別
:
管理団体・管理責任者名
:
慈眼院多宝塔(国宝)
解説文:
詳細解説
関連情報
(情報の有無)
附指定
添付ファイル
なし
写真一覧
慈眼院多宝塔(国宝)
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慈眼院多宝塔(国宝)
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詳細解説
慈眼院多宝塔 一基 寺伝によれば、慈眼院は白鳳時代以来の寺院で、のち弘仁年間(八一〇~八二四)空海が造営したというが、天正年中(一五七三~九二)兵火にかかり、以前のことは明らかでない。多宝塔の建立年代は、文永八年(一二七一)というが、様式からも肯定してよいであろう。規模の小さい多宝塔で、屋根は檜皮葺である。上重は多宝塔の法式通り円形塔身で、四手先組物であるが、軒天井を七宝つなぎとするなど、若干の変化がある。下重は二手先組物で、多宝塔としては複雑な部に属する。中備の蟇股は、内部に鰭状の文様があり、この部分が装飾化する一過程を示している。 内部には四天柱がなく、一室となり、天井は折上小組格天井で、中央部をさらに二重折上としている。室内の仏壇も塔と同時のもので、横連子と格狭間の二重仏壇となり、壇上に擬宝珠高欄を置いている。仏壇の後壁は蕨手付きの笠木を備えた珍しい形式である。塔は明治三十六年の修理の際に移動したとき基壇を設けたため、外観をかなり損しているのは惜しいが、鎌倉時代多宝塔の代表例の一つである。 【引用文献】 『国宝辞典(四)』(便利堂 二〇一九年)
関連情報
附指定
仏壇
関連情報
附指定
附名称
:
仏壇
附員数
:
1基