国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(建造物)
各棟情報
名称
:
明王院五重塔
ふりがな
:
みょうおういんごじゅうのとう
棟名
:
棟名ふりがな
:
明王院五重塔
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員数
:
1基
種別
:
近世以前/寺院
時代
:
室町前期
年代
:
貞和4
西暦
:
1348
構造及び形式等
:
三間五重塔婆、本瓦葺
創建及び沿革
:
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
:
指定番号
:
00135
国宝・重文区分
:
国宝
重文指定年月日
:
1913.04.14(大正2.04.14)
国宝指定年月日
:
1953.03.31(昭和28.03.31)
追加年月日
:
重文指定基準1
:
重文指定基準2
:
所在都道府県
:
広島県
所在地
:
広島県福山市草戸町
保管施設の名称
:
所有者名
:
明王院
所有者種別
:
管理団体・管理責任者名
:
明王院五重塔
解説文:
詳細解説
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
添付ファイル
なし
写真一覧
明王院五重塔
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明王院五重塔
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詳細解説
明王院五重塔 一基 明王院はもと常福寺と呼ばれ、律宗に属し、西大寺の末であった。その草創は大同二年(八〇七)と伝えるが明らかでない。元和年間(一六一五~二四)水野勝成が福山入国後、寺籍を移してここをを明王院とした。 五重塔はその伏鉢の刻銘により、貞和四年(一三四八)十二月十八日九輪を上げたことが明らかである。和様の五重塔として形態がよく整い、室町時代初期を代表するものである。心柱は二重目で止まり、初重の四天柱内に須弥壇を設け、大日如来(平成五年の調査で弥勒菩薩に名称変更)と不動明王・愛染明王とを安置している。この塔において特に注目すべきものは内部の壁画であって、壁には真言八祖の行状絵伝を、四天柱には金剛界の三十六尊を描き(中尊と合わせて三十七尊)、そのほか側柱、長押まですべて絵で荘厳されており、後補の扉と来迎壁とを除いては、よく建立当初の装飾を伝えている。 【引用文献】 『国宝辞典(四)』(便利堂 二〇一九年)