国指定文化財等
データベース
・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(建造物)
各棟情報
名称
:
石手寺二王門
ふりがな
:
いしてじにおうもん
棟名
:
棟名ふりがな
:
石手寺二王門
写真一覧▶
地図表示▶
詳細解説表示▶
員数
:
1棟
種別
:
近世以前/寺院
時代
:
鎌倉後期
年代
:
文保2
西暦
:
1318
構造及び形式等
:
三間一戸楼門、入母屋造、本瓦葺
創建及び沿革
:
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
:
指定番号
:
00099
国宝・重文区分
:
国宝
重文指定年月日
:
1907.05.27(明治40.05.27)
国宝指定年月日
:
1952.11.22(昭和27.11.22)
追加年月日
:
重文指定基準1
:
重文指定基準2
:
所在都道府県
:
愛媛県
所在地
:
愛媛県松山市石手二丁目
保管施設の名称
:
所有者名
:
石手寺
所有者種別
:
管理団体・管理責任者名
:
石手寺二王門
解説文:
詳細解説
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
添付ファイル
なし
写真一覧
石手寺二王門
写真一覧
石手寺二王門
Loading
Zeom Level
Zoom Mode
詳細解説
石手寺二王門 一棟 石手寺は神亀五年(七二八)越智玉純が聖武天皇の勅によって創建し、もと安養寺と称したが、寛平四年(八九二)石手寺と改めたと伝える。二王門は天平五年(七三三)の創建といい、現在の門は文保二年(一三一八)に河野通継が再建し、以後寛文、延宝年間(一六六一~八一)に修理があり今日に至っている。三間一戸の楼門で、腰屋根はなく、上重には廻縁をめぐらし、高欄を設けている。組物は上が三手先で、中備として下に蟇股、上に間斗束を入れている。この建築は木割の制がよく整い、外観のつりあいもよく、また細部の手法も優秀であり、ことに蟇股の形態及び内部の彫刻は美しい。現存鎌倉時代楼門中の傑作といえる。 【引用文献】 『国宝辞典(四)』(便利堂 二〇一九年)