国宝・重要文化財(建造物)
 各棟情報
名称 旧風間家住宅
ふりがな かざまけじゅうたく
棟名 中蔵・奥蔵
棟名ふりがな なかぐら、おくぐら
旧風間家住宅 中蔵・奥蔵
写真一覧▶ 地図表示▶ 解説表示▶
員数 1棟
種別 近代/住居
時代 明治
年代 明治29頃
西暦 1896頃
構造及び形式等 土蔵造、建築面積152.37m2、二階建、切妻造、桟瓦葺、
サヤ及び西面庇附属
創建及び沿革
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
指定番号 02385
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 2000.12.04(平成12.12.04)
国宝指定年月日
追加年月日
重文指定基準1 (一)意匠的に優秀なもの
重文指定基準2 (五)流派的又は地方的特色において顕著なもの
所在都道府県 山形県
所在地 山形県鶴岡市馬場町1番15号
保管施設の名称
所有者名 公益財団法人克念社
所有者種別
管理団体・管理責任者名
旧風間家住宅 中蔵・奥蔵
写真一覧
地図表示
解説文:
風間家は,鶴岡城下五日町にあり,幕末には鶴岡一の豪商となった庄内藩の御用商人である。明治期には,庄内地方では酒田の本間家に次ぐ大地主に成長した。
 現存する屋敷は,風間家七代目幸右衛門が建築したものである。南面する主屋を中心に,北東に小座敷が接続し,南側の道路に面して表門と前蔵が,また西側には中蔵・奥蔵がある。風呂場・便所は,主屋と中蔵・奥蔵との間にあり,渡廊下で結ばれている。
 建築年代は主屋及び中蔵・奥蔵が明治29年,前蔵及び風呂場・便所は明治29年頃,小座敷は明治30年頃の増築である。
 旧風間家住宅は,庄内地方の経済界で重要な役割を果たした事業家の邸宅で,特に規模が大きく,各部の意匠もすぐれた明治期の庄内地方を代表する近代和風建築である。主屋は広大な板の間の架構,石置杉皮葺の屋根など,随所に特徴を持っている。土蔵など,同時期に建てられた良質の付属建物が残ることも重要である。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  添付ファイル なし