国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(建造物)
各棟情報
名称
:
明通寺本堂
ふりがな
:
みょうつうじほんどう
棟名
:
棟名ふりがな
:
明通寺本堂
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員数
:
1棟
種別
:
近世以前/寺院
時代
:
鎌倉前期
年代
:
正嘉2
西暦
:
1258
構造及び形式等
:
桁行五間、梁間六間、一重、入母屋造、向拝一間、檜皮葺
創建及び沿革
:
棟礼、墨書、その他参考となるべき事項
:
指定番号
:
00143
国宝・重文区分
:
国宝
重文指定年月日
:
1901.03.27(明治34.03.27)
国宝指定年月日
:
1953.11.14(昭和28.11.14)
追加年月日
:
重文指定基準1
:
重文指定基準2
:
所在都道府県
:
福井県
所在地
:
福井県小浜市門前
保管施設の名称
:
所有者名
:
明通寺
所有者種別
:
管理団体・管理責任者名
:
明通寺本堂
解説文:
詳細解説
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
添付ファイル
なし
写真一覧
明通寺本堂
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明通寺本堂
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詳細解説
明通寺本堂 一棟 応安七年(一三七四)の奥書がある当寺所蔵の縁起(写)によれば、明通寺は大同元年(八〇六)に坂上田村麻呂の創建したところと伝える。本堂は正嘉二年(一二五八)棟上を行い、のち七年目の文永二年(一二六五)に供養をとげたという。 桁行五間、梁間六間、実長ではほぼ正方形の堂である。その平面は梁間中央の柱筋の格子戸によって二分され、前を外陣、後を内陣としている。外陣では側廻り一間通りの床を低くしているが、これは類例の少ない手法である。内陣では来迎柱の位置を少し後にさげて、仏前を広めているのが、巧妙な手法として注目される。組物は和様出組で、中備としては外部正面に蟇股、そのほかは間斗束を入れるが、側廻り内部には組物の上部に板蟇股を挿入するなど、珍しい構造法がみられる。向拝、妻飾などに後世の改造があるが、そのほかは鎌倉時代の様式を示している。 【引用文献】 『国宝辞典(四)』(便利堂 二〇一九年)