国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 紙本墨画淡彩弄玉仙図〈岩佐勝以筆〉
ふりがな しほんぼくがたんさいろうぎょくせんず
紙本墨画淡彩弄玉仙図〈岩佐勝以筆〉
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員数 1幅
種別 絵画
日本
時代 江戸
年代
西暦
作者 岩佐勝以
寸法・重量
品質・形状
ト書
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 2031
枝番
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 2009.07.10(平成21.07.10)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 千葉県
所在地
保管施設の名称
所有者名 摘水軒記念文化振興財団
管理団体・管理責任者名
紙本墨画淡彩弄玉仙図〈岩佐勝以筆〉
写真一覧
解説文:
 本図は童女を侍らせた弄玉仙が桐の樹の下で簫という楽器を奏で、上空に鳳凰が舞う様を描く。弄玉仙とは、中国春秋時代の秦の女性。簫史という仙人から、鳳凰の声のような簫の吹き方を学び、彼女が簫を吹くと鳳凰が飛来したという。
 岩佐又兵衛勝以(1578~1650)は近世初期に活躍した風俗画家で、本図はその代表作であり、後半生の基準作でもある旧金谷屏風のうちの一図である。彩色の使用を極度に抑え、墨による密度の高い描写を見せる。淡墨を主体とした柔らかい筆致に特質があり、肥痩のある線を美しく用いた漢画系人物画の優品である。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし