国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 徳島県観音寺・敷地遺跡出土品
ふりがな とくしまけんかんのんじ・しきじいせきしゅつどひん
徳島県観音寺・敷地遺跡出土品(祭祀具や帯金具等)
写真一覧▶ 地図表示▶ 解説表示▶
員数 一括
種別 考古資料
時代 飛鳥~平安
年代
西暦
作者
寸法・重量
品質・形状
ト書
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 632
枝番
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 2015.09.04(平成27.09.04)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 徳島県
所在地 徳島県板野郡板野町犬伏字平山86-2
保管施設の名称 徳島県立埋蔵文化財総合センター
所有者名 徳島県
管理団体・管理責任者名
徳島県観音寺・敷地遺跡出土品(祭祀具や帯金具等)
写真一覧
地図表示
解説文:
阿波国府推定地に隣接する観音寺・敷地遺跡から出土した出土品の一括で、木簡(もっかん)213点、木器・木製品292点、土器・土製品 353点、金属製品43点、骨角製品4点から構成される。
 特筆すべきは、質量ともに豊富な木簡群である。国司の政務と中央官庁とのやりとりを具体的に表す8世紀後半の「勘籍(かんじやく)」木簡、棒状の四面のうち一面に『論語』学而篇一の一節を記す7世紀中頃の「論語」木簡などが著名である。
 この他、墨書(ぼくしよ)土器・銙帯(かたい)・硯など地方官衙における政務の実態を示す遺物に加え、木製の祭祀具・農具・工具・紡織具を含み、古代における地方官衙の政務や経営の実態、官人層の生活等を復元する上で学術的価値は高い。


関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし