国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
絹本著色一休宗純像
ふりがな
:
けんぽんちゃくしょくいっきゅうそうじゅんぞう
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員数
:
1幅
種別
:
絵画
国
:
日本
時代
:
室町時代
年代
:
文安4年(1447)
西暦
:
1447
作者
:
寸法・重量
:
縦113.8㎝ 横56.8㎝
品質・形状
:
絹本著色 掛幅装 画絹一副一鋪
ト書
:
文安四年十二月の自賛がある
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
2086
枝番
:
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
2017.09.15(平成29.09.15)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
奈良県
所在地
:
奈良県奈良市登大路町50
保管施設の名称
:
奈良国立博物館
所有者名
:
独立行政法人国立文化財機構
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
詳細解説
禅僧・一休宗純(1394~1481)の肖像
画。一休自身の賛を伴う作例はいくつか
現存するが、本図はその中でももっとも
早い年記を有するものである。壮年期の
清廉な容貌に加え、片足を踏み下げた姿
勢に長大な朱鞘の太刀を添える独特な
形式にも特色がある。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
なし
添付ファイル
なし
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解説文
禅僧・一休宗純(1394~1481)の肖像 画。一休自身の賛を伴う作例はいくつか 現存するが、本図はその中でももっとも 早い年記を有するものである。壮年期の 清廉な容貌に加え、片足を踏み下げた姿 勢に長大な朱鞘の太刀を添える独特な 形式にも特色がある。
詳細解説▶
詳細解説
一休宗純(一三九四~一四八一)は後小松天皇の皇子とされ、はじめ像外集鑑のもとで受戒し周建と名乗り、後、諸師に参じて名を宗純と改め、ついに華叟宗曇に入門し、一休の道号を得た。自ら狂雲子と号して奇抜で風狂な行動をとったが、同時に権威主義的で形骸化した禅の在り方を痛烈に批判し、室町時代の禅僧として傑出した存在感を示している。 概して一休画像は朱太刀像、半跏像、梅花像など、ほかに例を見ない独特な形式を示す作例が多い。本図はいわゆる朱太刀像の一例で、濃紺の着衣に袈裟を掛け、右手に竹箆を執り、左手は右足踵に添えて、曲彔に半跏で坐る姿を描く。曲彔には長大な朱太刀が立て掛けられ、拄杖に見立てられる。壮年の相貌に描くのは初期画像の特徴で、現存作例のなかでは着賛時期が最も早い。弟子の音庵主に与えたものが返却され、後に音庵主の息子に付与された画像である。 一休朱太刀像については、『碧巌録』第十則の圜悟克勤評唱の「雪竇は天に倚る長剣の凛凛として全威あるに似たり」の語を意識したものとみられる。また半跏像は、実は一休画像に特有なことではなく若干の類例が確認されるが、なかでも華叟宗曇像にもみられる姿勢であることは注目され、一休が自らの姿を表わすうえで師の頂相の図様に倣ったものと考えられる。 室町時代の本格的な手法を示す肖像画の遺例として高く評価することができる作品であり、我が国中世における祖師像の制作や授受に関して注目すべき情報を提供する資料でもある。