国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 西隆寺跡出土木簡
ふりがな さいりゅうじあとしゅつどもっかん
西隆寺跡出土木簡 小
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員数 75点
種別 古文書
日本
時代 奈良時代
年代
西暦
作者
寸法・重量 法量等省略
品質・形状 木製・墨書
ト書
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 750
枝番
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 2025.09.26(令和7.09.26)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 奈良県
所在地 奈良県奈良市二条町2-9-1
保管施設の名称 奈良文化財研究所
所有者名 独立行政法人国立文化財機構
管理団体・管理責任者名
西隆寺跡出土木簡 小
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解説文:
西隆寺は西大寺と同じく称徳天皇(在位764~770)の勅願寺であり、西大寺は僧寺、西隆寺は尼寺である。これは聖武天皇勅願の僧寺東大寺と尼寺法華寺の関係と同じである。西隆寺は平城宮の北辺西側あたりに位置し、遅くとも鎌倉時代中期には廃絶した。昭和46年、東門近くの2箇所の土坑等から木簡が出土した。土坑は造営工事にともなう廃材や不要品を廃棄したもので、木簡も諸国からの貢進荷札、人夫への食料支給文書やその帳簿、官司や個人からの知識銭(堂塔仏像造営のため寄進した銭)付札など、造営過程に関わる内容をもつ。
本木簡は奈良時代末期の平城京における西隆寺造営に関係する木簡であり、寺院関係のまとまった木簡として木簡研究のみならず、奈良時代の寺院史、社会経済史において貴重である。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし