国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
群馬県金井遺跡群出土品
ふりがな
:
ぐんまけんかないいせきぐんしゅつどひん
金井東裏遺跡1号人骨の所持品
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員数
:
一括
種別
:
考古資料
国
:
日本
時代
:
古墳時代中期~後期
年代
:
5~6世紀
西暦
:
作者
:
寸法・重量
:
品質・形状
:
ト書
:
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
684
枝番
:
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
2025.09.26(令和7.09.26)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
群馬県
所在地
:
群馬県渋川市北橘町下箱田784-2・群馬県高崎市綿貫町992-1
保管施設の名称
:
群馬県埋蔵文化財調査センター・群馬県立歴史博物館
所有者名
:
群馬県
管理団体・管理責任者名
:
金井東裏遺跡1号人骨の所持品
解説文:
詳細解説
6世紀、榛名山は二度大きな噴火を起こし、その東麓の地は甚大な火山災害に見舞われた。金井遺跡群(金井東裏遺跡・金井下新田遺跡)は、その一回目の大噴火(6世紀初頭)により火山灰に覆い尽くされた、古墳時代の集落跡である。
平成20年代に行われた発掘調査では、被災した人々や動物、家屋跡や祭祀遺構とともに、膨大な量の遺物が出土した。なかでも甲を身に纏った状態で発見された人物は、貴重な甲冑を身に着け、装飾された鉾や弓矢を持ち、鹿角装の刀子や提砥石を携帯していた。これらの品々は優れた古墳の副葬品と比べても遜色ないものであり、この人物が集落内で枢要な立場にあったことを示す。集落の人々の無事を願い、鼓動する火山に向かって、何らかの儀礼を行っていたのであろうか。
集落内で執り行われた祭祀・儀礼に用いた、大量の土器、貴石やガラス製の玉、滑石や鉄製の模造品などの祭祀遺物も特筆される。土器類はカミに捧げた飲食物に関わり、剣や鏡、農工具などを象った模造品は、それぞれの用途に則した効力が期待されたのであろう。これほど大量かつ多彩な祭祀遺物が集積した例は全国的にも稀であり、古墳時代集落における祭祀を復元するうえで、欠かすことのできない重要な情報を含んでいる。
本出土品には、ほかにも赤色顔料の素材とみられる赤玉、鍛冶に用いた金床石や羽口など、集落内での人々の活動を表す遺物が多数ある。これらの品々は、火山災害で一時に埋もれ残ったが故に、古墳時代世界の一端を我々の眼前に鮮やかに映し出してくれる。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
添付ファイル
なし
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金井東裏遺跡1号人骨の所持品
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金井東裏遺跡1号人骨の所持品
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解説文
6世紀、榛名山は二度大きな噴火を起こし、その東麓の地は甚大な火山災害に見舞われた。金井遺跡群(金井東裏遺跡・金井下新田遺跡)は、その一回目の大噴火(6世紀初頭)により火山灰に覆い尽くされた、古墳時代の集落跡である。 平成20年代に行われた発掘調査では、被災した人々や動物、家屋跡や祭祀遺構とともに、膨大な量の遺物が出土した。なかでも甲を身に纏った状態で発見された人物は、貴重な甲冑を身に着け、装飾された鉾や弓矢を持ち、鹿角装の刀子や提砥石を携帯していた。これらの品々は優れた古墳の副葬品と比べても遜色ないものであり、この人物が集落内で枢要な立場にあったことを示す。集落の人々の無事を願い、鼓動する火山に向かって、何らかの儀礼を行っていたのであろうか。 集落内で執り行われた祭祀・儀礼に用いた、大量の土器、貴石やガラス製の玉、滑石や鉄製の模造品などの祭祀遺物も特筆される。土器類はカミに捧げた飲食物に関わり、剣や鏡、農工具などを象った模造品は、それぞれの用途に則した効力が期待されたのであろう。これほど大量かつ多彩な祭祀遺物が集積した例は全国的にも稀であり、古墳時代集落における祭祀を復元するうえで、欠かすことのできない重要な情報を含んでいる。 本出土品には、ほかにも赤色顔料の素材とみられる赤玉、鍛冶に用いた金床石や羽口など、集落内での人々の活動を表す遺物が多数ある。これらの品々は、火山災害で一時に埋もれ残ったが故に、古墳時代世界の一端を我々の眼前に鮮やかに映し出してくれる。
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詳細解説
群馬県渋川市に所在する、金井遺跡群(金井東裏遺跡・金井下新田遺跡の総称)は、榛名山東北麓、吾妻川右岸の河岸段丘上に立地し、6世紀初頭に起きた榛名山二ツ岳の噴火による火山灰や火砕流で覆われた集落遺跡である。 本出土品のなかでも特筆されるのは、金井東裏遺跡で発見された人物(一号人骨)が着用し、所持していたとみられる品々である。人体に着用された状態で初めて発見された甲は推定1,800枚もの鉄製小札を絹組紐で組み上げた優品で、小札製の錣が装着状態で遺存する衝角付冑も他に例がない。これらは、全体が残ることの少ない、古墳時代における小札製の甲や付属具の構造を知ることができる貴重な遺品である。また、提砥石や鹿角装刀子、鹿角装鉄鏃や銀・鹿角併用装の鉾は、この人物が所持していた道具や武器とみられる。これらの武器・武具類、道具類は、優れた古墳の副葬品と比しても遜色ないものであり、この人物が集落内で枢要な位置にあったことを想起させる。 集落内からは、祭祀に関わる様々な遺物が出土した。その内容は、須恵器・土師器、小形土器、臼玉・石製玉・ガラス玉などの玉類、石製模造品、小形品を含む鉄器や鉄片、小形鏡など多種があり、かつ多量である。土器を含む祭具の多量集積が行われた祭祀遺構の確認は全国的に稀であり、これら祭具の一括は古墳時代集落における祭祀の実態を示すきわめて重要な資料である。 この他、羽口や赤玉、編石、鹿角製品など、集落内で行われた手工業生産に関わる出土品も多い。また、2基の古墳には、二連の責金具が付く素環頭大刀、吊金具の付く提砥石など、朝鮮半島色の強い製品が副葬されていた。 以上本出土品は、6世紀初頭の火山噴火による特異な状況で埋没した、集落における有力者の存在とその所持品、手工業生産や祭祀の実相、朝鮮半島との関係性などを明らかにするもので、古墳時代の社会および人々の生活や活動を理解するうえで重要な情報を提供する。6世紀初頭における古墳時代世界の一端を詳らかにする一括資料であり、学術的価値が高い。
関連情報
一つ書
甲冑
金属製品
石器・石製品
ガラス玉
土器・土製品
金属製品
石器・石製品
ガラス玉
土器・土製品
関連情報
一つ書
一つ書主名称
:
甲冑
一つ書員数
:
4点
ト書
:
以上金井東裏遺跡出土
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一つ書
一つ書主名称
:
金属製品
一つ書員数
:
145点
ト書
:
以上金井東裏遺跡出土
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一つ書主名称
:
石器・石製品
一つ書員数
:
399点
ト書
:
以上金井東裏遺跡出土
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一つ書
一つ書主名称
:
ガラス玉
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:
173点
ト書
:
以上金井東裏遺跡出土
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一つ書主名称
:
土器・土製品
一つ書員数
:
245点
ト書
:
以上金井東裏遺跡出土
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一つ書
一つ書主名称
:
金属製品
一つ書員数
:
42点
ト書
:
以上金井下新田遺跡出土
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一つ書
一つ書主名称
:
石器・石製品
一つ書員数
:
419点
ト書
:
以上金井下新田遺跡出土
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一つ書
一つ書主名称
:
ガラス玉
一つ書員数
:
14点
ト書
:
以上金井下新田遺跡出土
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一つ書
一つ書主名称
:
土器・土製品
一つ書員数
:
360点
ト書
:
以上金井下新田遺跡出土