国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 青森県三内丸山遺跡出土品
ふりがな あおもりけんさんないまるやまいせきしゅつどひん
三内丸山遺跡出土品
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員数 一括
種別 考古資料
日本
時代 縄文
年代
西暦
作者
寸法・重量
品質・形状
ト書
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 00552
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 2003.05.29(平成15.05.29)
国宝指定年月日
追加年月日 2024.08.27(令和6.08.27)
所在都道府県 青森県
所在地 青森市大字三内字丸山305
保管施設の名称 三内丸山遺跡センター
所有者名 青森県
管理団体・管理責任者名
三内丸山遺跡出土品
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解説文:
 三内丸山遺跡は、青森県青森市大字三内に所在する、縄文時代前期から中期を主とした大規模な集落遺跡である。
 第六鉄塔地点および、住居跡から出土した主要な遺物1,958点は、平成15年(2003)に重要文化財に指定されている。これらに、土坑・土坑墓・土器埋設遺構・竪穴状遺構、盛土、北の谷からの主要な出土品1,831点と、第六鉄塔地点および住居跡出土の24点を追加する。
 これらの内容は多岐にわたるが、特に盛土からの出土品は多種多量である。縄文時代前期から中期にかけての土器が多量に、かつ層位的に出土し、この他には土製品および各種石器・石製品も多数出土している。特に土偶は多量で、縄文時代中期における変遷がよく表れている。石器・石製品の中には遠隔地石材も含まれており、北陸からもたらされた大珠や玦状耳飾りの素材である硬玉・蛇紋岩等は特徴的である。
 北の谷からの出土品の特徴は、多彩な有機質素材の製品であり、縄文時代前期のクマやイノシシの歯牙で作られた垂飾、鯨骨製の骨刀等の骨角牙製品、その他木器・木製品や漆塗製品である。
 これらは、縄文時代前期中葉から中期末葉にかけての豊富な出土品で、土器・石器に加え、有機質資料にみられる多様な素材利用の在り方は、縄文時代における人々の連綿とした生活を復元できる。集落で営まれた各時期の生業・祭祀・交易などの実態を詳細に理解できる。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書
  添付ファイル なし