国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 絹本著色不忍池図〈小田野直武筆/〉
ふりがな けんぽんちゃくしょくしのばずのいけず
「不忍池図」
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員数 1面
種別 絵画
日本
時代 江戸
年代
西暦
作者 小田野直武
寸法・重量
品質・形状
ト書
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 01619
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1968.04.25(昭和43.04.25)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 秋田県
所在地 秋田県立近代美術館 秋田県横手市赤坂字富ヶ沢62-46
保管施設の名称 秋田県立近代美術館 
所有者名 秋田県
管理団体・管理責任者名
「不忍池図」
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解説文:
 秋田藩士小田野直武(一七四九-一七八〇)は、安永二年(一七七三)秋田藩の招聘【しようへい】でこの地を訪れた平賀源内より、殖産奨励の指導をうけるかたわら、オランダ系洋風画の伝授を受けた。これが秋田洋画の濫觴【らんしよう】で、その後直武の指導のもとに、秋田藩士佐竹義敦(曙山)とその弟角舘城代佐竹義躬へとその技法は広まった。もとより直接西洋画の技法を学んだものではなく、主として蘭書の挿絵によったため、銅版画の技法を学んだ細かいタッチが多く、技法の熟成はみられない。直武江戸在勤中の不忍池の実景をもとに、近景に草花を大写し、遠近感を強調している点に特色があり、舶来の顔料による豊麗な彩色とともに、早逝した直武画の代表作。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし