国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 絹本墨画漁夫図〈張路筆/〉
ふりがな けんぽんぼくがぎょふず
解説表示▶
員数 1幅
種別 絵画
中国
時代
年代
西暦
作者 張路
寸法・重量
品質・形状
ト書
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 01701
枝番 0
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1974.06.08(昭和49.06.08)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 東京都
所在地
保管施設の名称
所有者名 護国寺
管理団体・管理責任者名

解説文:
 張路【ちようろ】は、大梁(河南省開封県)の人で、字を天馳【てんち】といい、平山【へいざん】と号した。淅派【せつば】の代表的画家で、呉偉【ごい】後の第一人者と目され、その山水画は戴進【たいしん】の風致があると評されている。筆法は遒勁【しゆうけい】で、そのために呉派の文人からはたびたび非難の対象となったが、描写力はきわめて高いものがある。本図は南宋院体山水画の構図法を学んだ作品であるが、その表現描写は優れ、漁夫の網を打たんとする緊張の一瞬がよくとらえられている。彼の代表作の一つにあげられる。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし