国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 絹本著色熊野権現影向図
ふりがな けんぽんちゃくしょくくまのごんげんようごうず
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員数 1幅
種別 絵画
日本
時代 鎌倉
年代 1329
西暦 1329
作者
寸法・重量
品質・形状
ト書 元徳元年七月南山士雲の賛がある
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 01743
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1976.06.05(昭和51.06.05)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 京都府
所在地
保管施設の名称
所有者名 檀王法林寺
管理団体・管理責任者名

解説文:
 熊野権現影向図は、熊野三山の信仰が広く流布するのに伴いつくられた異色ある垂迹画【すいじやくが】の一例である。全体の構図はいわゆる山越阿弥陀図に画想を求めたものでしかも奥州名取郡の一老女が熊野権現の託宣により御本地である阿弥陀如来を那智山浜宮で拝したという説話的な内容を図絵した独創的な画面構成が注目される。制作時は円覚寺住持南山士雲(一二五四~一三二五)の著賛から士雲が鎌倉在住の元徳元年(一三三九)と考えられる。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定
  一つ書 なし
  添付ファイル なし