国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
絹本著色草虫図〈呂敬甫筆/〉
ふりがな
:
けんぽんちゃくしょくそうちゅうず
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員数
:
2幅
種別
:
絵画
国
:
中国
時代
:
元
年代
:
西暦
:
作者
:
呂敬甫
寸法・重量
:
品質・形状
:
ト書
:
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
01759
枝番
:
0
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
1977.06.11(昭和52.06.11)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
京都府
所在地
:
保管施設の名称
:
所有者名
:
曼殊院
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
本図には「毘陵【びりよう】」と「呂敬甫氏【ろけいほし】」の印章二顆があり、これによって本図が江蘇省の常州(毘陵)の出身で草虫画を善くした呂敬甫の作と知れる。常州草虫画は、江南の地方様式として特殊な装飾的様式を表わし、近世において惲南田【うんなんでん】画風にあるいはまたわが国の近世絵画にも影響を与えており、その歴史的意義は小さくない。
本図は草花を中心に虫類等を画面全体に散らして配し、豊かに彩色する構図と描写には常州草虫画の典型が示され、遺品の少ない呂敬甫の作品のうち優作にあげられる。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
なし
添付ファイル
なし
解説文
本図には「毘陵【びりよう】」と「呂敬甫氏【ろけいほし】」の印章二顆があり、これによって本図が江蘇省の常州(毘陵)の出身で草虫画を善くした呂敬甫の作と知れる。常州草虫画は、江南の地方様式として特殊な装飾的様式を表わし、近世において惲南田【うんなんでん】画風にあるいはまたわが国の近世絵画にも影響を与えており、その歴史的意義は小さくない。 本図は草花を中心に虫類等を画面全体に散らして配し、豊かに彩色する構図と描写には常州草虫画の典型が示され、遺品の少ない呂敬甫の作品のうち優作にあげられる。