国指定文化財等
データベース
・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
紺紙金銀泥法華経宝塔曼荼羅図
ふりがな
:
解説表示▶
員数
:
8幅
種別
:
絵画
国
:
日本
時代
:
鎌倉
年代
:
西暦
:
作者
:
寸法・重量
:
品質・形状
:
ト書
:
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
01761
枝番
:
00
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
1977.06.11(昭和52.06.11)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
京都府
所在地
:
保管施設の名称
:
所有者名
:
立本寺
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
宝塔曼荼羅は、造塔、写経、経解説の三功徳業を兼行するものとして制作され、本図は、法華経八巻を八幅仕立てにし、一巻を一幅にあて描いたものである。法華経の経文を金字で宝塔の形に表わし、その周囲に経典の大意を描きめぐらすが、その経絵は中尊寺経をはじめとする平安時代以来の伝統的な金銀泥絵の精緻な技巧を伝える。制作の時期はその描写様式や金字の書体よりみて鎌倉時代十三世紀前半頃と考えられるが、法華経絵の集大成としてまた数少ない宝塔曼荼羅の一本として珍重される。なお本図は、表装裏面に貼付されている康安二年(一三六二)の修覆銘により法隆寺北室に伝来したことが知られる。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
なし
添付ファイル
なし
解説文
宝塔曼荼羅は、造塔、写経、経解説の三功徳業を兼行するものとして制作され、本図は、法華経八巻を八幅仕立てにし、一巻を一幅にあて描いたものである。法華経の経文を金字で宝塔の形に表わし、その周囲に経典の大意を描きめぐらすが、その経絵は中尊寺経をはじめとする平安時代以来の伝統的な金銀泥絵の精緻な技巧を伝える。制作の時期はその描写様式や金字の書体よりみて鎌倉時代十三世紀前半頃と考えられるが、法華経絵の集大成としてまた数少ない宝塔曼荼羅の一本として珍重される。なお本図は、表装裏面に貼付されている康安二年(一三六二)の修覆銘により法隆寺北室に伝来したことが知られる。