国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
紙本白描絵因果経〈(巻第二上断簡)/〉
ふりがな
:
解説表示▶
員数
:
1巻
種別
:
絵画
国
:
日本
時代
:
平安
年代
:
西暦
:
作者
:
寸法・重量
:
品質・形状
:
ト書
:
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
01811
枝番
:
00
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
1980.06.06(昭和55.06.06)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
愛知県
所在地
:
保管施設の名称
:
所有者名
:
聖徳寺
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
過去現在絵因果経については、天平時代の古因果経と、鎌倉時代の新因果経が名高いが、本巻は八紙の残巻とは言え、平安時代末期の作で、しかも白描という稀少な遺例である。内容は納妃の後、太子の出家の志を抑えんため、父の白浄王が、憂陀夷や伎女をもって歓楽せしめるところから、四門出遊によって四苦を知り、浄居天の導きによって出家の功徳を会得するまでが含まれている。なお、本図の伝来に関しては、同じ名古屋市内の七寺一切経より出たものとされる。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
なし
添付ファイル
なし
解説文
過去現在絵因果経については、天平時代の古因果経と、鎌倉時代の新因果経が名高いが、本巻は八紙の残巻とは言え、平安時代末期の作で、しかも白描という稀少な遺例である。内容は納妃の後、太子の出家の志を抑えんため、父の白浄王が、憂陀夷や伎女をもって歓楽せしめるところから、四門出遊によって四苦を知り、浄居天の導きによって出家の功徳を会得するまでが含まれている。なお、本図の伝来に関しては、同じ名古屋市内の七寺一切経より出たものとされる。