国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 絹本墨画淡彩白梅図〈呉春筆/六曲屏風〉
ふりがな けんぽんぼくがたんさいはくばいず
絹本墨画淡彩白梅図〈呉春筆/六曲屏風〉
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員数 一双
種別 絵画
日本
時代 江戸
年代
西暦
作者 呉春
寸法・重量
品質・形状
ト書
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 01824
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1981.06.09(昭和56.06.09)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 大阪府
所在地 大阪府池田市栄本町12-27
保管施設の名称 逸翁美術館
所有者名 公益財団法人阪急文化財団
管理団体・管理責任者名
絹本墨画淡彩白梅図〈呉春筆/六曲屏風〉
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解説文:
本図は藍染の色糸で織った絹地が絵絹に用いられている。おそらく、夜景を象徴すべく案出されたものと思われるが、呉春の優れた感覚を示す趣向となっている。幹や枝は墨の付立であらわし、胡粉により無数の花弁を浮き立たせる。背景は描かず、簡単な刷毛描きで示した土坡と、墨の濃淡によって空間を表現する手法には円山応挙の影響が認められるが、密生する小枝の描写にはなお、蕪村ゆずりの感覚がのこっている。こうした作風や落款の書体からみて、本図は蕪村様式から応挙様式へと移行をはじめた、寛政初年、呉春の四十歳前後の制作と考えられる。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし