国指定文化財等
データベース
・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
木造千手観音立像(観音堂安置)
ふりがな
:
もくぞうせんじゅかんのんりゅうぞう
解説表示▶
員数
:
1躯
種別
:
彫刻
国
:
日本
時代
:
平安
年代
:
西暦
:
作者
:
寸法・重量
:
品質・形状
:
ト書
:
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
03247
枝番
:
00
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
1911.06.20(明治44.06.20)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
滋賀県
所在地
:
保管施設の名称
:
所有者名
:
日吉神社
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
千手観音像は檜材の一木彫像であるが、躰部は前面と背面から別々に内刳りをほどこし、その蓋板や矧木【はぎき】は太い鉄釘を用いて取り付け、厚手の下地をほどこし、漆箔仕上げとするなど木心乾漆造の技法によく似た特色を示している。製作は九世紀と考えてよかろう。
菩薩像は等身を上回るもので、両手首、足先等を矧付けるほかは、頭躰部と両腕の大方を檜の一材から彫成し、全く内刳りをしていない。整った姿態で、衣褶などの扱いはやや形式化しているところを見れば、製作は千手像より少し下るであろう。
平安古像の少なくない湖北地方でも特に注目すべき優品である。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
なし
添付ファイル
なし
解説文
千手観音像は檜材の一木彫像であるが、躰部は前面と背面から別々に内刳りをほどこし、その蓋板や矧木【はぎき】は太い鉄釘を用いて取り付け、厚手の下地をほどこし、漆箔仕上げとするなど木心乾漆造の技法によく似た特色を示している。製作は九世紀と考えてよかろう。 菩薩像は等身を上回るもので、両手首、足先等を矧付けるほかは、頭躰部と両腕の大方を檜の一材から彫成し、全く内刳りをしていない。整った姿態で、衣褶などの扱いはやや形式化しているところを見れば、製作は千手像より少し下るであろう。 平安古像の少なくない湖北地方でも特に注目すべき優品である。