国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
木造無外如大坐像
ふりがな
:
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員数
:
1躯
種別
:
彫刻
国
:
日本
時代
:
鎌倉
年代
:
西暦
:
作者
:
寸法・重量
:
品質・形状
:
ト書
:
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
03278
枝番
:
00
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
1973.06.06(昭和48.06.06)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
京都府
所在地
:
保管施設の名称
:
所有者名
:
宝慈院
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
京都尼五山【あまござん】の第一景愛寺【けいあいじ】の開山無外如大の頂相【ちんそう】である。如大は秋田城介泰盛の女で、金沢実時に嫁したが、夫の死後美濃松見寺で出家し無外と号し、無学祖元【むがくそげん】(仏光国師)に参禅してわが国女人嗣法の最初となった人である。本像は檜材、寄木造【よせきづくり】、彩色で眼に玉眼を嵌入するほぼ等身の像である。面貌の彫り口はまことにリアルで老女性の面相の特色を見事にとらえている。その製作は禅尼の寂年(永仁六年-一二九八)をさほど隔たらぬ頃として誤りないであろう。数少ない禅尼像の優品として貴重なものである。なお本像は当院の阿弥陀如来坐像と共に景愛寺から移座されたと伝えられる。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
なし
添付ファイル
なし
解説文
京都尼五山【あまござん】の第一景愛寺【けいあいじ】の開山無外如大の頂相【ちんそう】である。如大は秋田城介泰盛の女で、金沢実時に嫁したが、夫の死後美濃松見寺で出家し無外と号し、無学祖元【むがくそげん】(仏光国師)に参禅してわが国女人嗣法の最初となった人である。本像は檜材、寄木造【よせきづくり】、彩色で眼に玉眼を嵌入するほぼ等身の像である。面貌の彫り口はまことにリアルで老女性の面相の特色を見事にとらえている。その製作は禅尼の寂年(永仁六年-一二九八)をさほど隔たらぬ頃として誤りないであろう。数少ない禅尼像の優品として貴重なものである。なお本像は当院の阿弥陀如来坐像と共に景愛寺から移座されたと伝えられる。