国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
木造千手観音坐像
ふりがな
:
もくぞうせんじゅかんのんざぞう
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員数
:
1躯
種別
:
彫刻
国
:
日本
時代
:
平安
年代
:
西暦
:
作者
:
寸法・重量
:
品質・形状
:
ト書
:
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
03292
枝番
:
00
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
1974.06.08(昭和49.06.08)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
大阪府
所在地
:
保管施設の名称
:
所有者名
:
安岡寺
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
最も一般的な形である四十二臂の千手観音坐像である。頭体部を通して幹部を正中で矧ぎ合わせた二材製とし、体部背面のみ僅かに矧足す本体の基本構造や面相体躯の重厚な肉付け、いわゆる翻波式の衣褶表現など十世紀後半の典型的なものを示す像であり、仏面を除く頭上面のすべてや脇手の大部分が当初のものであるのも貴重である。平安前期のこの地域を代表する雄作であり、わが国彫刻史の流れを考える上でも重要な遺品といえる。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
なし
添付ファイル
なし
解説文
最も一般的な形である四十二臂の千手観音坐像である。頭体部を通して幹部を正中で矧ぎ合わせた二材製とし、体部背面のみ僅かに矧足す本体の基本構造や面相体躯の重厚な肉付け、いわゆる翻波式の衣褶表現など十世紀後半の典型的なものを示す像であり、仏面を除く頭上面のすべてや脇手の大部分が当初のものであるのも貴重である。平安前期のこの地域を代表する雄作であり、わが国彫刻史の流れを考える上でも重要な遺品といえる。