国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 木造阿弥陀如来立像
ふりがな もくぞうあみだにょらいりゅうぞう
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員数 1躯
種別 彫刻
日本
時代 鎌倉
年代 1212
西暦 1212
作者
寸法・重量
品質・形状
ト書
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 03358
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1981.06.09(昭和56.06.09)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 京都府
所在地
保管施設の名称
所有者名 宗教法人浄土宗
管理団体・管理責任者名 宗教法人知恩院

解説文:
 本寺地蔵堂に祀られる三尺の来迎弥陀立像で、桧材、一木造、玉眼嵌入、像表面は漆箔仕上げとし、更に内刳り部にも金箔を押した丁重な造像である。像内から表記の納入品が発見された。そのうち造像願文によると、本像は建暦二年(一二一二)法然上人の高弟源智が師の一周忌を期して発願造像したことがわかる。その作風は著名な仏師快慶が確立したいわゆる安阿弥様を忠実に学んだものであるが、面貌や衣文の彫法には、この頃の快慶作品にはみられない力強いところがある。作者としては快慶の直弟子行快あたりが想定され、制作年時も明らかな佳作として注目される。また、像内納入の結縁交名には数万に及ぶ夥しい人名が記され、本像造立の背景にあった鎌倉初期専修念仏教団の実態を如実に伝えている。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定
  一つ書 なし
  添付ファイル なし