国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
木造不動明王坐像
ふりがな
:
もくぞうふどうみょうおうざぞう
解説表示▶
員数
:
1躯
種別
:
彫刻
国
:
日本
時代
:
平安
年代
:
西暦
:
作者
:
寸法・重量
:
品質・形状
:
ト書
:
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
03374
枝番
:
00
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
1983.06.06(昭和58.06.06)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
山梨県
所在地
:
保管施設の名称
:
所有者名
:
大聖寺
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
両眼を瞋らせ上歯牙で下唇を噛む等身大の不動明王像である。頭・体部は桧の一材から木取りして体側で前後に割放して内刳りを行う構造で、天冠の花形飾り、弁髪や釧など細部まで本体材から彫出している。大きく結ばれた莎髻や胸脇に垂れた弁髪などには優美な趣があり、瞋怒の表情も穏健にまとめられている。丸味を帯びた面相部や体躯のふくよかな肉取りなど典雅な作風を示し、手際よくまとめられた衣文や過不足のない体躯の象形をみると、平安時代後期、都での造像と考えられる。保存も比較的完好で、当代の温雅な作風を示す不動明王像の好例である。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
なし
添付ファイル
なし
解説文
両眼を瞋らせ上歯牙で下唇を噛む等身大の不動明王像である。頭・体部は桧の一材から木取りして体側で前後に割放して内刳りを行う構造で、天冠の花形飾り、弁髪や釧など細部まで本体材から彫出している。大きく結ばれた莎髻や胸脇に垂れた弁髪などには優美な趣があり、瞋怒の表情も穏健にまとめられている。丸味を帯びた面相部や体躯のふくよかな肉取りなど典雅な作風を示し、手際よくまとめられた衣文や過不足のない体躯の象形をみると、平安時代後期、都での造像と考えられる。保存も比較的完好で、当代の温雅な作風を示す不動明王像の好例である。