国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 浅黄絲威鐙
ふりがな あさぎいとおどしよろい
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員数 1領
種別 工芸品
日本
時代 南北朝
年代
西暦
作者
寸法・重量 胴高32.0 胴廻91.5 草摺高24.0 胴幅57.0 (㎝)
品質・形状 小札は錆地盛り上げ黒漆塗の本小札で、鉄一枚交ぜとする。威し毛は浅黄糸で、耳糸は不明、畦目と花緘は啄木組糸で、菱縫は紅糸である。仕立ては立挙の前が二段、後ろが三段、衝胴が四段で草摺は脇楯とも四間五段下り。金具廻、韋所は牡丹獅子文の藍染韋で包み、裏は五星文、獅子牡丹文染韋で包む。
小縁は紅五星韋をめぐらし、伏縫は白、浅黄、紫と白紺、紫の色糸で施す。化粧板は菖蒲韋包で、紅、白綾の水引を施し、鍍金の覆輪を廻らす。八双鋲は鍍金魚子地に桐枝文の毛彫地に桐紋鋲を打つ。栴檀板、鳩尾板および大袖は欠失。
ト書
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 00978
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1959.06.27(昭和34.06.27)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 山口県
所在地
保管施設の名称
所有者名 防府天満宮
管理団体・管理責任者名

解説文:
防府天満宮の重要文化財、浅黄糸威褄取鎧と同種のもので、同形、同様の仕立てである。大袖が欠失するものの、南北朝時代の数少ない式正鎧の一つとして貴重である。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし