国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 刀〈無銘(吉岡一文字)/〉
ふりがな かたな〈むめい(よしおかいちもんじ)〉
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員数 1口
種別 工芸品
日本
時代 鎌倉
年代
西暦
作者 吉岡一文字
寸法・重量 身長69.0  反2.1  元幅3.0  先幅2.2  (㎝)
品質・形状 鎬造、庵棟、反浅く中鋒。鍛抄板目よく約み、乱映り立つ。刃文丁子、互の目交じり、飛焼入り匂口締まりごころに小足、葉頻りに入る。帽子表乱込み、一文字風に返り、裏乱込み先小丸。彫物表裏に坊樋を掻通す。茎大磨上、先切、鑢目切、目釘孔一。
ト書
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 01803
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1957.02.19(昭和32.02.19)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 三重県
所在地
保管施設の名称
所有者名 個人
管理団体・管理責任者名

解説文:
鎌倉時代中期から末期にかけて、備前国吉岡に栄えた一文字派の作。大磨上ながら、乱映が見事に立っている点は、鎌倉時代の備前刀の特色であり、華麗な丁子に互の目、尖り刃が交じり、飛焼のある刃文はこの派の見所である。出来が優れ、地刃の健全なものである。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし