国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 刀〈無銘正宗/〉
ふりがな かたな〈むめいまさむね〉
刀〈無銘正宗/〉
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員数 1口
種別 工芸品
日本
時代 鎌倉
年代
西暦
作者 正宗
寸法・重量 長68.0 反2.6 (㎝)
品質・形状 鎬造、庵棟、磨上ながらやや反り高く、中鋒の刀。鍛えは板目肌地沸くよくつき、地斑交じり、地景頻りに入る。刃文は小湾に互の目交じり、沸匂深く小沸よくちき、飛焼ごころあり、金筋稲妻かかる。帽子は乱込み、掃かけ、先尖り沸づき、金筋稲妻かかる。彫物は表裏に棒樋を掻通す。茎は大磨上、先入山形、鑢目筋違、目釘孔2。無銘
ト書
画賛・奥書・銘文等 鞘書「天保十一子年十一月六日 御疱瘡御快然御祝儀之時従公方様(家慶)右大将様(家定)に被進」
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 01846
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1961.02.17(昭和36.02.17)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 静岡県
所在地 静岡県三島市中田町1-43
保管施設の名称 公益財団法人佐野美術館
所有者名 公益財団法人佐野美術館
管理団体・管理責任者名
刀〈無銘正宗/〉
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解説文:
大磨上無銘の刀で相州正宗の作と伝えられている。細見でやや反りの高い姿、板目に地景のよく入った地沸の厚い冴えた地鉄、金筋・稲妻が頻りに入った沸くの強い小湾れの刃文など、正宗の特色をよく示している。徳川将軍家伝来の一口で、鞘書から「疱瘡正宗」と称す。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし