国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 鉄仏餉鉢
ふりがな てつぶっしょうばつ
鉄仏餉鉢
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員数 1口
種別 工芸品
日本
時代 南北朝
年代 応安7
西暦 1374
作者
寸法・重量 高26.0 口径57.6 高台高0.8 高台径28.5 (㎝)
品質・形状 鋳鉄、鉢形で、口は角縁、胴の中程に二条の紐と珠文帯をめぐらし、それに接した下半部に大形の八葉仰蓮を置き、底には低い高台をつける。上半部に九行の銘文を、その対面には蓮台にのる火炎宝珠を、また銘文と宝珠の間には六箇の飛雲文を鋳出す。底裏中央に永い一文字の湯口がある。
ト書 「応安七〈甲/寅〉年十二月」の鋳出銘がある
画賛・奥書・銘文等 「奥州大/會津郡/小高木村/熊野權/現御鉢/檀那/妙浄/応安七甲寅/年十二月」
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 02155
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1963.07.01(昭和38.07.01)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 東京都
所在地
保管施設の名称
所有者名 一般財団法人セゾン現代美術館
管理団体・管理責任者名
鉄仏餉鉢
写真一覧
解説文:
鉄仏餉鉢の重文に弥彦神社のものを最古としていくつかあるが、本鉢のように鋳上がりが美しく、文様を施したものは稀有である。製作時期、願主、奉納先が分かり、貴重である。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし